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五軒屋町だんじり紹介

ページID:0006467 更新日:2025年6月23日掲載 印刷ページ表示

五軒屋町

 

宮入り神社 岸城神社
製作  平成10年
大工 植山 良雄
彫物師 岸田 恭司

彫物図柄

 

見送り 賤ヶ岳合戦
土呂幕 正面 大阪冬の陣(槍摺乃鎧)
右面 川中島の合戦(龍虎相討つ)
左面 本能寺の変

特徴

 宮入りくじ引きなしの「宮本三番」の五軒屋町はその昔、神社の燈明係りをしていた関係で、大屋根下に駒提灯を吊るし宮入りをするという旧習を今なお守っています。竹の節には「燈籠を担ぐ鬼」、木鼻には「提灯を持つ唐獅子」を配するなど町の特色を取り入れている。岸和田最古のだんじりとして現在岸和田だんじり会館に展示中の旧五軒屋町のカラクリだんじりは、文化文政時代に作られていて、京都で発見されました。三国志や四神獣の彫刻が大変見事です。纏の由来は文政10年(1827)11月落雷のため岸和田城天守閣が炎上した際、その消火活動の功績に対して藩主より五色の馬簾の纏を拝領したことによると言われています。