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筋海町だんじり紹介

ページID:0006496 更新日:2025年6月23日掲載 印刷ページ表示

筋海町

宮入り神社 岸和田天神宮
製作 昭和8年
大工 久納 久吉
久納 幸三郎
彫物師 西本 五葉
野村(一元)正

彫物図柄

 

見送り 大坂夏の陣
土呂幕 正面 木村長門守重成奮戦
右面 眞柄十郎左衛門 姉川に本多平八郎忠勝と一騎打す
左面 新納武蔵守 加藤清正と戦いて破れるも引き分けとなる

特徴

 筋海町は、元沼村に属し、筋違(海)町、餌差町、瓦屋敷町の三字に分かれていたが、大正2年に合併し筋海町となる。だんじりは、久吾(久納)兄弟だ苦心の末に組み上げた大屋根の軒唐破風(通称:二重破風)、そして野村正、西本五葉が手掛けた芸術的な彫物で、泉州屈指の名だんじりに数えられる。だんじりが良く走るようにとの願いを込めて、先頭を走る纏には「波に兎」の意匠を施している。岸和田天神宮への宮入りはくじ引きなしの番外の「天二番」です。