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岸和田市の農作物
豊かな自然に恵まれている岸和田市は、古くから農業が盛んで、畜産を除く耕種農業産出額はなんと大阪府内ナンバーワン!
ここでは、魅力的な岸和田産農作物の一部を紹介します。
彩誉(あやほまれ)®
その甘さから「衝撃のニンジン」とも呼ばれる彩誉(あやほまれ)®。
岸和田市に農場のある種苗会社が開発した品種で、ニンジン特有のにおいやクセがなく、フルーティーな味わいです。
9月に種を蒔き、収穫される12~3月まで寒気や強烈な霜に当てる事で、甘さが増すとのこと。甘さを堪能できる生食もおすすめです。
泉州たまねぎ
たっぷりの水分と甘みが魅力のたまねぎ。明治時代に岸和田で採種・栽培が成功した後、稲作の裏作として作付面積を拡大し、岸和田のみならず泉州の特産品となりました。
土生町には明治15年頃に神戸の外国商館のアメリカ人から玉ねぎを譲り受け、栽培を始めたといわれている坂口平三郎の顕彰碑があります。
泉州水なす
泉州特有の品種。室町時代には栽培されていたようで、ほかの地域で育てると品質が変わるというほど、泉州の気候や食生活と深く結びついています。
その名のとおり水分が多くて柔らかく、あくが少なく独特の甘みを持つため、生でも食べられます。
サラダやステーキなど従来のナス料理とは違った楽しみ方ができるかもしれません。
春菊(きくな)
令和元年から5年連続で全国1位の春菊生産地となった大阪府。府内最大の産地は本市を含む泉州地域で、大阪では“きくな”とも呼ばれています。
新鮮でさわやかな味は、鍋やおひたし、おでんなど関西の食文化に欠かせない葉物野菜として愛されています。
アクが少ないので、サラダなど生食もおすすめ!
泉州みかん
岸和田市や近隣の丘陵部で栽培されており、強い甘味や酸味が特徴です。
2016年には国際宇宙ステーションへのドッキングに成功した物資補給機で宇宙に行きました!
独特の酸味の中に、濃い甘さがしっかりとあるみかん。ただ甘いだけじゃない、深い味わいを楽しむことができます。
イチジク
食物繊維や鉄分・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれる栄養価の高い果物です。
早朝に収穫すると翌日には販売されるため、完熟の果実が新鮮なまま届くのが消費者に好評です。
そのままはもちろん、ジャムやワイン煮、サラダもおすすめです。
包近の桃
岸和田市の桃の生産量は大阪府随一!なかでも栽培の歴史が150年以上ある包近地区の桃は糖度が高く、「包近の桃」ブランドとして人気です。
人気の秘密は糖度の高さ!大阪市という大消費地が近く、樹上でギリギリまで甘さを蓄えることができるため、通常でも10~12度、さらにそれを超えるような糖度の果実が出荷できます。