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子どもたちが健やかに育つまち
子どもたちが健やかに育つまち
学び、繋がり、支え合う
みんなで育む岸和田での子育て
市内在住のご家族に、岸和田での子育てについてお話を伺いました。
Oさん家族
夫(31)小学校教諭、妻(31)幼稚園教諭、長女(2)
出産後は市内各地の子育てイベントに積極参加
長女を妊娠・出産した時期は、コロナ禍もあり外出の機会が限られる状況でしたが、出産予定の産婦人科での両親学級などに参加。そこで得た知識や、医師や看護師、助産師、周りの妊婦さんとの相談により、大きな不安を抱えることなく初めての出産を迎えることができました。出産後は岸和田市の広報やホームページを活用して、どこでどんな子育てイベントを開催しているのかを調べ、「子育て支援センターさくらだい」や「岸和田地域子育て支援センター」、各地域の「子育てサロン」などに足を運んでいます。スタッフの方々はもちろん、同じ子育ての悩みを抱えるママ友と話すことで、よい意味での気分転換になっています。長女もいろんな場所に行って手遊びやリズム遊びに参加することが楽しいようです。

地域ぐるみで支えてくれる岸和田らしい子育て環境
岸和田で子育てをする中で一番感じているのは、「一人で頑張らなくていい」こと。子育て世帯をサポートしてくれる場所・機会がたくさんあり、参加したり相談したりすることで、悩みを抱え込むことなく、心が軽くなります。地域の高齢者の方々も私たち家族を優しく見守ってくださり、ときには「これ持っていき!」と収穫したばかりの野菜をもらうことも。岸和田らしいですよね(笑)。地域ぐるみで支えてくれるからこそ、安心して子育てができます。そんな岸和田のまちで、長女がのびのび育ってくれるのを楽しみにしています。

Pick Up!
長女の育児をしながら、Oさん家族は市内で行われているさまざまな施設の子育てイベントに参加しています。

ぺんぎんひろば(子育て支援センターさくらだい)
週2回、歩き始め~3歳未満の子どもを対象に、室内で自由遊びやふれあい遊び、リズム遊びなどが楽しめる場です。子どもを遊ばせながら、育児に関する相談もできます。

離乳食講習会(岸和田市立保健センター)
離乳期の子どもの保護者を対象に毎月1回開催。栄養士による講義と試食(保護者のみ)を通じて、離乳食を進めるコツが学べます。離乳食の悩みも気軽に相談できます。
こんな取り組みも
パパママ教室(岸和田市立保健センター)
パパやママになる準備として全3回の教室を開催。沐浴実習やパパの妊娠疑似体験、歯科健康診査、歯科医師・助産師・管理栄養士・保健師らによる講義などを行っています。

市民の身近にある子育て支援と交流の場
岸和田市では、市や民間の子育て支援センターをはじめ、NPO団体や市内各地の子育てサロンが子育て家族を支えています。
子育てサロン
子どもや子育て中の保護者同士も楽しく過ごせる居場所を各地域のボランティアが主体となって運営。地域の公民館などで子育ての悩みや困り事を“子育ての先輩”に相談できます。

岸和田市立子育て支援センターさくらだい
出産前の妊婦や子育て中の保護者が気軽に利用できる場所で、室内で子どもが遊べる「自由来館さくら」「ぺんぎんひろば」などを開催。子育て相談も実施しています。

「施設を利用することで子育てが楽しくできるようになった」と話す人も。育児のことなら何でも相談できます。
所長/松永早苗さん
岸和田地域子育て支援センター
乳幼児を育てる保護者やその家族を対象に、保育の経験を生かした子育て支援事業を展開。七夕やクリスマスなどの季節の行事や園庭開放にはたくさんの親子が参加しています。

パパ・ママの育児力アップのために、弁護士や医師、助産師、薬剤師、管理栄養士などによる講座も開催しています!
所長/塩谷まさ子さん
NPO法人ここからKit
子どもや育児中の保護者が気軽に立ち寄れる親子ひろばや、子育て世代を巻き込んでのイベントなどを開催。子どもとその保護者同士の繋がりが深まる居場所を提供しています。

子育て世代への防災情報の発信など、子育て中の保護者目線に立って幅広い活動に取り組んでいます。
代表理事/長谷川秀美さん
みんなが輝くまちをめざす教育で
学び意欲にこたえる
未来へ羽ばたく子どもたちをサポート [充実する教育環境]
岸和田市では教育の基本理念に掲げる「知・徳・体、調和のとれた人づくり」を踏まえ、教育重点施策を毎年策定し、「みんなが輝くまち」の実現を目標にしています。小中学校の学校教育においては、確かな学力の定着だけでなく、児童生徒ひとりひとりの生徒指導上の課題に対応した取組みを実施。またICT(情報通信技術)の有効活用や外国語指導助手(ALT)の派遣など、時代のニーズに合わせた教育環境の整備にも取り組んでいます。加えて、児童生徒の学習意欲や思考力・判断力・表現力・言語能力を高めるため、市立図書館と連携しながら読書に親しむ場の創出も図っています。
ICT教育
児童生徒ひとりに1台配布される学習者用端末を、ひとりひとりの個別学習や一斉学習、情報活用能力を身につける学習などに活用しています。

外国語教育
全小中学校にネイティブの外国語指導助手(ALT)を派遣。子どもたちが生きた英語にふれる機会を増やすことで、英語教育を充実させています。

読書活動の充実
全小中学校に学校司書を週2回配置。読み聞かせやブックトークなどの読書活動を行っているほか、蔵書の充実や整備にも取り組んでいます。
