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岸和田市の教育

学力向上に関する取り組み
学習の土台となる認知機能(記憶、知覚、注意、言語理解、判断・推論)の強化を行うためのトレーニング「コグトレ」や、放課後や長期の休みに苦手な単元の学習支援を行うまなびサポート、学校の水泳授業を市内にある民間の屋内プールで実施することで、岸和田の子どもたち全員を泳げるようにしようというプロジェクト「みんな泳げるプロジェクト」など様々な取り組みを行っています。
人権教育に関する取り組み
人権尊重の教育に取組み、教職員および幼児・児童・生徒の人権意識の高揚と実践力の向上を図っています。また、人権問題解決のための学習や平和教育、教職員への研修などの実施、人権作品集「なかま」の発行、人権を守る作品展を開催するなど様々な取り組みを行っています。
ICTを活用した学びの推進
一人一台学習者用端末等ICT機器を活用し、一人ひとりの能力や特性に応じた個別学習や、友達と学び合う中で、児童・生徒の興味関心を高め、わかりやすく深い学びが可能となる協働学習、一斉学習に取り組みます。また、情報モラル教育やプログラミング的思考を育てる学習の充実を図り、学習の基盤となる資質・能力の一つである情報活用能力を身に付けるための学習に取り組みます。
生徒指導に関する取り組み
教育相談体制の充実のため、すべての小学校にスクールカウンセラーを配置。また、スクールソーシャルワーカー、スクールロイヤー、精神科医など幅広い相談体制を構築しています。
特別支援教育に関する取り組み
インクルーシブ教育の推進のため、合理的配慮を充実させ、子どもたち一人ひとりの状況を踏まえた支援を行う。また、特別支援教育支援員や介助員、学校看護師を適切に配置することにより、子どもたちへの支援の充実を図っています。
※インクルーシブ教育…インクルーシブ教育とは、 国籍や人種、宗教、性差、経済状況、障害のあるなしにかかわらず、全ての子どもたちが地域の学校に通うことを保障するために、教育を改革するプロセス
学校給食について
岸和田市では、小学校・中学校で給食を実施しています。学校給食は、児童生徒の健やかな成長のために栄養バランスのとれた食事を提供するとともに、望ましい食習慣の育成など、教育の一環としての大きな役割を担っています。岸和田市では、この役割を十分に認識し、献立作成を行うとともに、食育の推進、安全で安心できる食材の選定等により日々の給食を実施しています。
食物アレルギー対応
全ての児童生徒が給食時間を安全に過ごせるように、岸和田市では「学校給食における食物アレルギー対応ガイドライン」を策定し、学校、調理場、教育委員会、医療関係者等が相互に連携し、生徒1人ひとりのきめ細やかな食物アレルギー対応を行っています。
食育に関する取り組み
小学校では、給食カレンダーや一口メモを作成し、献立に登場する料理の特徴や、食材の知識を伝えることで給食を“生きた教材”として活用し、食に関する興味関心が広がるよう工夫をしています。
一方、岸和田市の中学校では、生徒が家庭科で学習したことを生かし、食品をバランスよく組み合わせて献立を考案する「学校給食献立コンテスト」が好評です。毎年、たくさんの応募があり、バラエティ豊かなメニューが給食に取り入れられています。
また、小学校・中学校共に地産地消にも取り組んでいます。水なす、玉ねぎ、青ねぎ、春菊、エコ農業米などの農作物のほか、こんにゃくや白味噌など地元で作られた食材も学校給食に使用しています。