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夏のため池
更新日:2012年7月6日掲載
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岸和田市内には、2012年現在、427の農業用ため池があります。当館では、定期的にこれらのため池を調査しています。
この時期よく見られるのは、カイツブリの巣です。図鑑などを見ると、ヨシなどの植物帯のなかに作られることが多いとされていますが、最近の岸和田では、池の真ん中に巣をつくるものが多く見られます。
写真の巣は、6月下旬に稲葉町のため池で確認したものです。池に張られたテグスや、杭などを土台にした巣の上で、卵をあたためていました。
このほか、夏の岸和田のため池では、バンやカルガモ、カワセミなどが見られます。みなさんも、近くにため池があったら、ぜひのぞいてみてください。