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円教寺
円教寺は慶長5年(1600)、時の岸和田城主小出播磨守秀政公の菩提(ぼだい)寺として建立されました。庭先のソテツの樹齢は、約500~800年ぐらいと推定されています。大名のこととて、当時すでに相当の樹齢だったソテツを移植されたのでしょう。毎年、だ円形をした筒状の雄花をつけ、またたくさんの堅い、赤い、割合に大きな実をつける雌花の姿は、まことに見事なものです。
ソテツは昭和34年8月、市から天然記念物の指定を受けました。
住所 大阪府岸和田市五軒屋町
交通 南海本線岸和田駅下車徒歩7分