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「旭図書館本棚リレー」第14回目は、「特定非営利活動法人自立生活センター・いこらー」理事長の東谷太さんです。
旭図書館にビジネスコーナーがあるのをご存知ですか。ビジネスルールや起業の仕方、パソコン操作方法やIT用語の本など、仕事に役立つ本を揃えています。ぜひご利用ください。ビジネスコーナーでは、地域で活躍されている方に、おすすめの1冊を紹介していただく「本棚リレー」の棚を設けています。第14回目は、特定非営利活動法人自立生活センター・いこらー 理事長の東谷太さんです。
おすすめの1冊
『哀れみはいらない 全米障害者運動の軌跡』 ジョセフ・P・シャピロ/著 秋山 愛子/訳 現代書館/出版
健常者社会の中で、施設や病院で隔離されるか、家族の庇護のもとで暮らさざるを得なかった障害者が自らの意思を持ち、行動を起こし勝ち取ってきた障害者の権利運動の歴史の記録となっているこの著書。アメリカにおける障害者たちがどのようにして自分たちのアイデンティティーを守り権利を勝ち取ってきたかが記されています。
「障害は哀れむべきものでも悲劇でもない。障害者が行動した時、それを受け入れず障壁となっている社会の側にあるものが障害であり、私たちの側にあるものではない。変わるべきは社会なんだ。」という障害者の自立生活運動の考え方に衝撃を受け、私はこの活動を一生の仕事として行こうと考えるようになりました。
東谷さんからのメッセージ
『泉州地域を自立障害者で溢れさせよう!!』
障害者が中心となって障害者の自立や社会参加を広めていく自立生活センターとして、2012年4月から岸和田市中北町でスタートした自立生活センター・いこらー。
障害者の自立生活運動が根付いていなかった泉州地域を変えたい!という思いで立ち上げました。活動の中で自立障害者が1人、2人と誕生していき、その中には施設から地域に戻って来られた「地域移行」の方もいらっしゃったりと、微力ではありますが着実に自立生活運動が広がりつつあると感じています。
泉州地域で暮らす障害者が、自分らしく主体的に社会参加していけるよう、これからも自立生活センター・いこらーの活動を進めていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。


