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課題図書の貸出をはじめました

更新日:2025年7月2日掲載 印刷ページ表示

第71回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」の貸出をはじめました

期間

 7月1日(火曜日)~8月24日(日曜日)

貸出期間

 1週間

貸出・予約冊数

 他の本と合わせて15冊まで

取り置き期間

 予約連絡後、取置き期間は3開館日

※取置き期間を過ぎるとキャンセル扱いとなりますので、ご注意ください。


小学校低学年の部

『ライオンのくにのネズミ』 さかとく み雪/作 中央公論新社

 ライオンのくにに引っ越したネズミの家族。使う言葉も習慣も体の大きさも違う彼らは、お互いにわかりあうことができるのか?「優しさと勇気」についての絵本としても、「国際理解教育」の教材としても読める一冊。

ライオンのくにのネズミの書影

『ぼくのねこポー』 岩瀬 成子/作 松成 真理子/絵 PHP研究所

 学校からの帰り道、塀の上にいたねこを家に連れて帰った。ぼくの家のねこになってくれたらいいな、と思っていたけれど、仲良くなった転校生の森くんから、引っ越した日にねこが逃げ出したことを聞いて…。

ぼくのねこポーの書影

『ともだち』 リンダ・サラ/作 ベンジー・デイヴィス/絵 しらい すみこ/訳 ひさかたチャイルド

 ぼくとエトは、大のなかよし。丘の上で段ボール箱の中に入って遊ぶ。ある日、知らない男の子が仲間に入れてほしいとやってきた。エトは「いいよ!」と言ったけど…。新しい友達が現れ、揺れる「ぼく」の気持ちを描いた物語。

ともだちの書影

『ワレワレはアマガエル』 松橋 利光/文・写真 アリス館

 アマガエルのくらしを知っている?ギャッギャッという大きな声のひみつや、産卵からおたまじゃくしになり、冬眠するまでを、アマガエルが楽しく自己紹介する写真絵本。写真について詳しく解説した「かえるメモ」も掲載。

ワレワレはアマガエルの書影


小学校中学年

『ふみきりペンギン』 おくはら ゆめ/作・絵 あかね書房

 ゆうとはペンギンの話を、るりは白いヘビの噂を、ななこは鏡のライオンを、そうすけはフクロウの占いを、聞いたり、見たり、感じたり…。「ふつうとは?」を決めつけず「自分らしさ」を肯定する、ある町の小学3年生の物語。

ふみきりペンギンの書影

『バラクラバ・ボーイ』 ジェニー・ロブソン/作 もりうち すみこ/訳 黒須 高嶺/絵 文研出版

 バラクラバ帽をかぶった転校生のトミーがやってきた。なぜトミーは帽子をかぶってるの?あの帽子の下には何が隠されている?ぼくとドゥミサニの退屈な日々は、「バラクラバ・ボーイ」によって大きく変わり…。

バラクラバ・ボーイの書影

『たった2℃で…』 キム・ファン/文 チョン・ジンギョン/絵 童心社

 地球の平均気温が2℃あがると、環境災害がはじまる。地球の気温上昇をとめろ!地球温暖化による環境の変化がもたらす生きものたちへの重大な危機を、絵で直感的にわかりやすく表現した絵本。

たった2℃での書影

『ねえねえ、なに見てる?』 ビクター・ベルモント/絵と文 金原 瑞人/訳 河出書房新社

 科学者のママ、ゲーム好きのパパ、音楽家のおじさん…。同じ場にいても、見ているもの、その見え方は全く違う⁉食卓を囲む家族の異なる世界を鮮やかに描く、多様性と共感について知る絵本。

ねえねえ、なに見てる?の書影


小学校高学年

『ぼくの色、見つけた!』 志津 栄子/作 末山 りん/絵 講談社

 「色覚障がい」を隠して生活する信太朗。母親は試すようなことをしてくるし、症状を知らない級友から似顔絵の唇を茶色に塗ったことを馬鹿にされ、自信を失ってしまう。だが、担任の先生が信太朗に向き合ってくれて…。

ぼくの色、見つけた!の書影

『森に帰らなかったカラス』 ジーン・ウィリス/作 山崎 美紀 訳 しらこ/画 徳間書店

 1957年、ロンドン郊外の町。少年ミックはケガをしたカラスのひなを助けた。ひなはミックになつき、やがて地域の人気者になるが…。のちにロンドン動物園の主任飼育員となった少年の、実話にもとづく心あたたまる物語。

森に帰らなかったカラスの書影

『マナティーがいた夏』 エヴァン・グリフィス/作 多賀谷 正子/訳 ほるぷ出版

 11歳の夏休み、ピーターはすべてうまくやれるはずだった。「生き物発見ノート」を完成させ、認知症のおじいちゃんの世話をし、けがをしたマナティーを守る。ところが…。変化に向き合う勇気をくれる、ひと夏の成長物語。

マナティーがいた夏の書影

『とびたて!みんなのドラゴン』 オザワ部長/著 岩崎書店

 殻を破り、壁を乗り越え、自分を好きになるー。人前でしゃべれない内気な女の子が出会ったのは、難病をわずらう先生。仲間たちと力を合わせ、夢の舞台に挑んだ感動の物語。

とびたて!みんなのドラゴンの書影


中学校

『わたしは食べるのが下手』 天川 栄人/作 小峰書房

 給食の時間に気持ちが悪くなった葵は、保健室でクラスの問題児・咲子に「たぶん君、会食恐怖症」と言われる。実は咲子も食に関わる悩みを抱えていた。そんな2人はイケメン栄養教諭に焚きつけられ給食改革に乗り出すことに…。

わたしは食べるのが下手の書影

『スラムに水は流れない』ヴァルシャ・バジャージ/著 村上 利佳/訳 あすなろ書房​

 インドの大都市ムンバイの人口の40%が住んでいるスラム。水不足が厳しくなる頃、兄サンジャイが闇の世界の秘密を知ってしまい…。スラムに暮らす兄妹を通し、家族の絆、友情、インドの「今」を描く、青春ストーリー。

スラムに水は流れないの書影

『鳥居きみ子』 竹内 紘子/著 くもん出版

 夫・龍蔵や家族と共に探検のようなフィールドワーク(野外調査)を進めた鳥居きみ子は、人類学の中でも、昔から伝わる生活・風習・伝説等を調べる民俗学を切り開き…。これまで紹介されることがなかったきみ子の生涯を描く。

鳥居きみ子の書影


高等学校

『銀河の図書室』 名取 佐和子/著 実業之日本社

 県立野亞高校の図書室で活動する、宮沢賢治を研究する弱小同好会「イーハトー部」。部長だった先輩が、突然消えた。高校生たちは賢治が残した言葉や詩、そして未完の傑作「銀河鉄道の夜」を紐解きながら、先輩の謎を追い…。

銀河の図書室の書影

『夜の日記』 ヴィーラ・ヒラナンダニ/著 山田 文/訳 作品社

 孤立とともに、ふたつに分かれてしまった祖国。ちがう宗教を信じる者たちが互いを憎みあい、傷つけあう。少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる…。1947年8月のインドとパキスタンの分離独立をテーマにした小説。

夜の日記の書影

「『コーダ』のぼくが見る世界」 五十嵐 大/著 紀伊國屋書店

 もし、親の耳が聴こえたら―なんて、想像もつかなかった。聴こえない親を持つ聴こえる子ども=コーダが、ろう者とも聴者とも違う、複雑なアイデンティティについて語る。『scripta』連載に書き下ろしを加え書籍化。

コーダのぼくが見る世界の書影