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図書館友の会総会が開催されました
6月12日(木曜日)図書館(本館)にて、2025年度図書館友の会総会が開催されました。多くの教室生や、図書館友の会に興味・関心のある方々が参加されました。
今年度は総会の後、図書館友の会6教室の各教室生が、普段の活動内容について発表されました。「学ぶことが大好き」ということがとてもよく伝わる内容で、参加者からは「実際に教室で活動している方のお顔が見られて、それぞれの言葉で紹介されたのがよかったです。」「それぞれ個性的でよかった。6つもあったのに、全く違う発表であったので面白かった。」などの感想がありました。
「詩の教室」紹介
自分で書いてみた文章を講師や教室生同士で合評し合っています。
教室への入会のきっかけや講師である文芸評論家の倉橋健一先生との出会いなど、詩の教室への想いを綴ったものを、代表の方が代読されました。
「俳句教室」紹介
いつもの風景や気持ちを俳句にしています。
教室生の作品を前に展示して、それぞれの俳句を詠んだご本人が読み上げられました。当日欠席された教室生の句も展示し、代読されていました。
「岸和田再発見教室」紹介
『岸和田市史』第2巻を参加者で輪読し、議論しています。
摩湯山古墳や久米田古墳群等について、教室を代表して6名の教室生がスライドとレジュメを用いてお話されました。
※写真は令和7年6月14日(土曜日)に開催された公開講演会の様子です。
「戯曲教室」紹介
当面はシェイクスピアの四大悲劇を対象にしており、現在は『オセロー』(新潮文庫版)をテキストにしています。
教室を代表して4名の教室生が1人3役ほどを配役されて、シェイクスピアの『マクベス』を素読されました。教室では、観劇の感想を語り合ったりもするそうです。
「文章教室」紹介
自分で書いてみた文章を講師や教室生同士で合評し合っています。
「詩の教室」だけではなく、「文章教室」でも講師をしてくださっている倉橋健一先生から「”文章を書くと後世に残る”ということを伝えてほしい」とお話があったそうです。スライドを用いて、活動の内容を紹介されました。教室では、先生が一人一人じっくりと講評してくださるそうです。
「短歌教室」紹介
日常のふとした出来事などを31音に込めて詠んでいます。
教室生のおひとりが、短歌にちなんだ落語を披露されました。教室では、短歌を前月に2首提出し、次の月に講評を受ける形で活動されています。
岸和田市図書館友の会は、1979年(昭和54年)に発足以降、会員みなさんの会費(年会費1,000円)で自主的に運営しています。「文章」・「詩」・「短歌」・「俳句」・「岸和田再発見」・「戯曲」の教室開催のほか、講演会や読書会、文学歴史散歩(バスツアー)など、 会員相互の交流と親睦を図りながら読書や趣味の活動を広げ、図書館との協働により地域文化活動を進めています。
関心のある方は、図書館本館 Tel(072-422-2142)へお問い合わせください。