報道発表「消防協力者へ感謝状を贈呈します」

概要

　本市内で発生した救急事案における救命処置の功績に対し、消防協力者へ感謝状を贈呈します。

詳細​​

　令和7年6月8日（日曜日）、本市消防本部4階研修室前で、68歳の男性が突然意識を失い、倒れる救急事案が発生しました。

　同日、同場所にて開催の「市民プールアルバイト説明会・救命講習会」を受講するため現地を訪れていた大学生が、受付前で男性が突然倒れる場面に遭遇。市職員とともに男性に近づき、様子を確認したところ、正常な呼吸をしていないことが判明しました。市職員が気道確保、大学生が胸骨圧迫を行い、同時に別の高校生が119番通報を行い、消防隊が到着するまでの間、一次救命処置を継続実施しました。

　消防隊の到着時、男性は心肺停止状態であったため、消防隊が心肺蘇生及び電気ショックを実施。救急隊が到着した際には、男性の意識・呼吸が回復。応急処置及び継続観察を実施しつつ本市内の病院へ搬送されました。その後、倒れた男性は手術を受け、約10日後に軽快退院しました。

　今回、男性が社会復帰に至ったのは、バイスタンダーによる心肺停止の早期認識と迅速な119番通報、指令センターからの口頭指導を待たずに継続実施した良質な胸骨圧迫によると考えます。

　以上のことから、消防協力者の迅速かつ勇気ある救命処置行動に対し、本市消防長より感謝状を贈呈します。

感謝状贈呈式

日時：8月7日（木曜日）午前10時

場所：市消防本部4階（岸和田市上松町3丁目7－21）

消防協力者（3名）

• 岸和田市在住　長島　綾香 氏（ながしま　あやか）　高校2年生
• 岸和田市在住　男子大学生
• 本市スポーツ振興課職員

問合せ先

市消防本部総務課　電話：072－426－8603