本文
岸和田市「市内丸ごとラボ」実証事業を実施しました(株式会社エイト日本技術開発(令和7年度))
木材コンビナート貯木場や大北下水ポンプ場で実証事業を行いました
岸和田市「市内丸ごとラボ」実証事業について
市内丸ごとを大きなラボ(実験室)と捉え、2025 年大阪・関西万博が目指す未来社会の実現に向け、岸和田市内において実証事業を行いやすい環境を整えることで、本市の社会課題の解決、岸和田発の革新的な技術やサービスの開発による新ビジネスの創出などを目指しています。産業政策課では、市内の公共施設などを実証事業のフィールドとして提供することで事業者の支援を行っています。
実証事業に対する支援メニュー
●実証フィールドの調査・調整
事業者が実施を希望する実証事業の案件やニーズに応じて、岸和田市の関連施設等から、当該事業に適した実証フィールドを調査し、当該事業を実施できるよう調整する。
【実証フィールドの例】 岸和田城、木材コンビナート貯木場、南海浪切ホール、圃場整備農地、丘陵緑地、港湾施設用地、岸和田競輪場 ほか
● 民間企業や民間団体が保有する施設/スペース/データ等を、実証フィールドとして実証事業に活用することに賛同いただける企業や団体を随時募集し、企業間連携による実証事業を支援する。
今回実施した実証事業の内容
事業名称:新型ボート型ドローン試行実験
事業内容:新型ボート型ドローン等を活用した3次元データ取得及び画像解析等の検証
実施個所:木材コンビナート貯木場、大北下水ポンプ場
実施日程:令和7年10月20日~10月24日
実証事業の目的
エイト日本技術開発株式会社では、インフラメンテナンスのDXに取り組んでおり、狭隘な水路など人の進入が困難な箇所の点検や、河川に架かる橋梁の橋脚の洗掘調査を人に代わってボート型ドローンで行っている。既存のボート型ドローンでは、狭隘な水路などでは小型のボート型ドローン、波や潮流のある港湾施設などにおいては大型ボート型ドローンが必要である。どのような現場状況においても1台で適用可能な新たなボート型ドローンを開発しており、その機能の実証をすることを目的として、令和6年度に木材コンビナート貯木場及び大北下水ポンプ場において実施した。令和6年度の実証事業により判明した課題解決及び新たに開発した機能確認のため、令和6年度に引き続き実施した。
実証事業の結果
今後の機体開発の参考となるデータの取得ができた。
岸和田市で新型ボート型ドローンの試行実験を行いました(株式会社エイト日本技術開発ホームページへのリンク)
実証事業実施時の様子
貯木場での実施の様子
大北下水ポンプ場での実施の様子

