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災害から身を守る 実効ある防災教育を(改革クラブ 鳥居 宏次 議員)
更新日:2013年5月1日掲載
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【問】東日本大震災では、大津波が押し寄せるなか、「釜石の奇跡」と呼ばれる見事な避難行動があった。
「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者たれ」の三原則を実践することで、生き延びることができた。学校での防災教育が、地域の大人達も巻き込み、多くの命を救った。
本市の防災教育について聞きたい。
【答】国の支援事業の一環として、浜小学校に和歌山大学防災教育センターの今西教授を学校防災アドバイザーとして招き、指導を受けた。
生徒に、津波の被害を知ることができる映像を見せ、自らの命を守らなければならないという意識をもたせるようにした。今後、このような取り組みを全市に広めていく。
【問】阪神淡路大震災では、木造住宅が密集している地域で、火災の延焼が起こり、多くの犠牲者が出た。延焼を回避するための取り組みを聞きたい。
【答】延焼の危険性が高いエリアについては、机上や実働の訓練を重ね、消防戦術を立てている。
今後、早期に地域の自主防災体制の確立に努め、共助による被害の軽減をめざす。
その他の質問
- 公共施設のあり方に関する基本方針について
- 土地開発公社解散による財政負担について
- JR阪和線東岸和田駅の高架化事業について