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災害時の支援物資 必要な物を必要な人へ(米田 貴志 議員)
更新日:2013年8月1日掲載
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【問】東日本大震災の発生後、支援物資を集積所から各避難所へ運搬することが課題となった。ロジスティクス(物流手段)に精通する職員がいなかったためである。本市でもロジスティクス戦略を策定すべきと考えるがどうか。
また、専門家や民間企業からノウハウを学んだり、運搬部門を民間企業に委託することも必要ではないか。
【答】各避難所で今何がどれだけ必要かという情報の収集と、ニーズにあった物資を届けることができる仕組みの整備は必要である。そのために、ロジスティクス計画の策定は不可欠であると考える。
また、物流業務に精通した民間業者の知識やノウハウ、物流センターなどの施設の活用も有効である。物流業者との協定に向けて、積極的に取り組んでいく。
【問】現在、備蓄品の所管が福祉政策課となっているが、その目的から危機管理部が所管すべきではないか。
【答】備蓄計画や予算についての所管は危機管理部が担うべきと考える。しかし、物資の管理や運搬など業務は多岐にわたり、危機管理部だけでは対応できない。役割分担などを含め、備蓄計画を策定するなかで、関係部署で協議する。