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伸び悩む受診率 市民が求める健診とは(岸田 厚 議員)
更新日:2013年11月1日掲載
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【問】平成20年から始まった特定健診の受診率は、5年が経過しても目標である65%から大きくかけ離れ、25%前後のままである。
手軽に受診できるよう、また、特に仕事で忙しい40歳から60歳までの受診率向上のため、現在行っている保健センターでの集団健診を土・日曜日、祝日にも実施するなど拡充できないか。
【答】健診回数の拡充については、他にがん検診、乳幼児健診や健康教室を数多く実施しているため難しい。
また、土・日曜日、祝日の実施については、医師、検査技師などの専門スタッフや検診車の確保といった課題がある。
平日の日中に受診が難しい場合、市内医療機関で平日の夜間、土曜日の午前などに受診できる。
【問】以前の市民健診では、血液検査だけでも14項目あり、「メタボ」をチェックするだけではなかった。他の病気の発見にもつながるよう、検査項目を増やすことができないか。
【答】24年度にクレアチニン及び尿酸の2項目を追加した。これらの実績を検証するとともに、今後、費用対効果を考えつつ、魅力ある検査として実施できるよう、検査項目の増加について十分に検討していきたい。