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公共施設の維持管理は 計画と実行力をもって(青和クラブ 代表 稲田 悦治議員)
更新日:2014年5月1日掲載
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【問】公共施設のあり方については、個々に考えるのではなく、全体を把握し、優先順位をつけて維持管理することで、利用者の安全で快適な利用につながる。
また、計画が策定されても実行できなければ無意味であるため、財源の確保も必要である。
具体的には、予算枠として一定の保全工事費を確保し、優先順位などを考慮した予算執行の権限などを、新設される公共施設マネジメント課に付与するべきだと考える。
これらをふまえ、今後公共施設を維持していくために、市としてどのように考えているのか聞きたい。
【答】これまでは、施設の機能に支障が生じた時点で、補修や改修工事を実施するという考えのもと、それぞれの施設所管課が、施設ごとに縦割りで予算を要求し、予算査定ののち予算配分をしてきた。
しかし、これでは公共施設全体の中で優先されるべき維持管理が判断されず、個々の施設についての判断となってしまう。
今後、施設全体を見通し、優先順位をつけ、効率的・効果的に維持していくための予算のあり方について、担当部局と協議を進めていきたい。