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顔の見える付き合いが 災害時の大きなチカラに(井上 孝三郎 議員)
更新日:2014年8月1日掲載
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【問】大規模災害が起きたときには、まず自分の命は自分で守る「自助」のほか、地域の人たちが助け合うことによって災害を乗り越える「共助」が非常に大切である。
その共助を進めるのは、町会で結成されている自主防災組織が中心となるため、出来る限り多くの市民が町会に加入し、自主防災活動に参加してもらうことが大切である。
町会への加入促進が、地域を守る共助の要になると考えるがどうか。
【答】阪神・淡路大震災では、昔ながらの隣組などの地域のつながりにより、迅速な安否確認ができた。
こういった事例からも、大規模な災害が発生したときに、「公助」の対応が始まるまで、町会活動を中心とした地域住民の共助が大きな役割を果たす。また、被災された方の心を癒すことにもなる。
一方、平時においても、災害時の要配慮者への見守り活動や防災訓練の実施など、町会による自主防災活動が重要になってくる。
出前講座をはじめ、来庁された市民にも共助の必要性を伝えるとともに、近所付き合いの重要性も伝え、地域での自主防災活動への参加を啓発していく。
その他の質問
- 生涯学習
- 地区公民館の経過と歴史
- 公園施設の適正な運営