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病院経営のあり方 見直しの必要性は(雪本 清浩 議員)
更新日:2014年11月1日掲載
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【問】このたび、全104項目ある市長公約を4つに分類されたが、優先順位や短・中・長期の区分がない。また、その中でロードマップが示されたのは、18項目のみである。
このロードマップには、市民病院の独立行政法人化も含めた経営形態を見直すための組織を設置するとある。本来、独立行政法人化するのは、将来においても赤字経営から脱却できないような場合に限られる。
しかし、市民病院は種々の努力と工夫により、経営状況は上向きで黒字決算を達成している。なぜ、今このような検討を行うのか。
【答】職員体制の問題や業務の運営などの課題については、これまでも院内で協議し、改善してきた。
しかし、医療を取り巻く環境は厳しくなっており、今後も安定した運営を継続し、安全で安心な医療を提供していくために、どのような運営形態が最適か、常に検討する必要がある。
府内3市の独立行政法人化した病院に、視察やヒヤリングを行い、メリット・デメリットを調査研究していく。
経営が健全であるうちに、院内組織を立ち上げ検討し、平成27年度末までに結論を出していきたい。