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ポイント制度の実施で 高齢者の健康促進を(友永 修 議員)
更新日:2015年2月1日掲載
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【問】高齢化が進むなか、介護などを受けずに自立して生活できる、いわゆる健康寿命を延ばす取り組みが必要である。
その観点から、過去に本会議で、健康ポイント制度の導入について質問を行った。
これを受け、先進自治体の事例を調査・研究し、そこからの課題を分析されていると聞くが、今後、どのような形で進めていくのか聞きたい。
【答】健康ポイント制度は、健康診査の受診や健康イベントの参加などによって集めたポイントを、賞品と交換したり、学校や保育所などに寄付できる制度である。
調査から、参加者が毎年固定化していることや、健康診査などを全く受けていない人への動機づけになっていないこと、行政だけでなく住民団体や関係機関と協働で実施する必要があるということがわかった。
こうした調査結果をもとに、健康づくりと食育推進の関係団体や市などで構成するウエルエージングきしわだ推進協議会の中で、対象者や対象事業、ポイント換算メニュー、住民への周知方法や参加を促進するための方法などについて検討していきたい。