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一貫した支援で 不安の解消を(南 加代子 議員)
更新日:2015年11月1日掲載
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【問】フィンランドでは、「ネウボラ」という出産育児相談所がある。これは、各専門職が協働して必要に応じたサポートができるワンストップ窓口である。
妊娠・出産・子育てにわたり切れ目のない支援をしていくことにより、母子の孤立を防ぐ体制ができ、産後うつなどによる児童虐待の早期発見・予防もできると考えるが、本市の体制について聞きたい。
【答】保健師が保健センターや家庭訪問にて、妊娠・出産・育児に関する相談を受けるとともに、必要な機関につないだり、健診や予防接種などの保健サービスの案内も行っている。
また、母子が地域で孤立しないよう、健診時に子育て支援センターや保育所の園庭解放の案内なども行っている。
【問】産後のケア事業として、他市では、育児支援ヘルパー事業や宿泊型のサービスなどを実施しているが、本市ではどう考えているか。
【答】育児支援ヘルパー事業を実施する場合、新たな人員の配置や実施する部署など課題がある。また、宿泊型サービスを実施する場合も、設備の問題や人員の問題、民間病院との連携など課題がある。先進事例を十分検証し、検討したい。