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膨らむ予算 今後の維持管理は(雪本 清浩 議員)
更新日:2015年11月1日掲載
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【問】財政状況がどんなに厳しくても、公共施設の維持管理は避けて通れない。 本市では、建物のほか、道路や上下水道のインフラの老朽化が進み、今や待ったなしの状況である。
本市が試算した建物の維持管理費は年間15億円で、これに個人的に試算した年間50億円のインフラの維持管理費を加えると、年間65億円が必要となる。
一方、近年本市が発注している公共施設の維持管理に要する工事費は20億円であるため、45億円の新たな費用が必要となる。
今後の維持管理の作業予定と財源について聞きたい。
【答】建物については、現在、保全費用の算定を進め、施設の削減についての考え方を整理している。また、高齢化社会を見据えた施設配置も検討している。今後は、市民アンケートなどを経て、今年度末に基本計画を策定する予定である。
また、道路については、計画的に手を加えながら長寿命化を図り、ランニングコストの低減に努めるとともに、上下水道については、引き続き緊急度の高いものから計画的に整備していく。
一方、財源については、補助金などをできる限り活用しながら、行財政改革を推し進め、確保していく。