本文
課題多い中核市 慎重な判断を(池田 啓子)
更新日:2016年11月1日掲載
印刷ページ表示
【問】中核市移行には、多くの専門職が必要となるが、特に保健師は有資格者が少ないと聞いている。必要な人員を確保できる見通しがあるか聞きたい。
また、人口減少傾向にある本市において、人口規模を20万人以上に増やす具体的な施策はあるか聞きたい。
【答】専門職の確保のため、広報紙などによる募集に加え、保健師養成課程を有する大学などに直接出向き、募集チラシを配布している。
さまざまな課題があるなか、中核市の人口規模20万人を保てるよう、住みよい環境の確保、将来にわたって活力あるまちを維持するために、総合戦略に基づき、鋭意取り組んでいく。
【問】介護保険制度の改正で、これまで要支援1・2の人が利用してきた訪問介護や通所介護がどのように見直されるのか聞きたい。
【答】制度改正後も、現行相当サービスは存続するが、これに加え、緩和型サービスAの創設を予定している。
このうち、訪問型サービスAでは、市実施の研修受講者であれば従事できるようになり、通所型サービスAでは、専門職の配置基準や利用定員に対する従事者数の緩和のほか、入浴や食事なしのデイサービスを想定している。