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閉ざされた選定 外部のチェックは(井上 博)
更新日:2016年11月1日掲載
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【問】競輪場の再整備基本構想策定業務委託における業者選定は、市の職員を選定委員として、プロポーザル方式で行われた。
技術的な項目を含む提案に対し、市の職員だけで審査するのではなく、外部の有識者を加えた形で行うべきと考えるがどうか。
【答】今回の業者選定はプレゼンテーションを実施し、ヒアリングのうえ、提案やその実現性について各選定委員が評価したものである。
また、選定委員の中には技術職員が含まれており、適正に審査が行われたと考えている。
今後、再整備事業を進めることになれば、審査委員会を設置し、設計や施工に係る業者選定などについて、外部委員の意見を求めていきたい。
【問】本市ではプロポーザル方式による契約を各課で個別に行っているが、国や府ではマニュアルを作成し、統一した基準で行っている。本市もそのようにすべきと考えるがどうか。
【答】業者選定の基準などは担当課が所管すべきと考えるが、事務執行上の手順、手続きは統一的に行う方がよいと考える。指針となるものの作成について、関係各課と調整のうえ、前向きに検討していきたい。