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巨額の投資 競輪事業の必要性は(井舎 英生)
更新日:2016年11月1日掲載
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【問】競輪場に100億円もの巨費を投じて、東京オリンピックまでに性急に全面建て替えを行うのは反対である。
耐震診断を行い、部分改修による延命化を図るべきと考えるがどうか。
【答】現在の競輪場は、近年の来場者数に対し規模が過大であり、今後、安定した事業を継続するには、施設を縮小し、機能を集約化するなど、施設全体の再編が必要である。身の丈に合った事業規模で、基本構想に沿った再整備を進めたい。
【問】今後、長きにわたり今の場所に競輪場が居座り続けることは、地域の発展と教育上の観点からもマイナスである。
将来的には、競輪場を廃止するか、木材コンビナートや阪南2区などの臨海埋め立て地へ移転し、跡地には教育・文化的な施設や市民スポーツ公園などを整備することが望ましい。これにより市長が掲げる「次の世代に悔いのないまちづくり」につながると考えるがどうか。