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整備が待たれる 春木駅周辺の今後は(鳥居 宏次)
更新日:2016年11月1日掲載
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【問】JR東岸和田駅周辺は、住宅や道路が整備され、見違えるような街並みになった。また、平成29年度には上り線が完成し、鉄道の高架化も実現する。
一方、南海本線春木駅周辺は、踏切の拡幅やう回路の新設などにより、駅前の混雑は解消され、歩行者の安全性は確保されるが、道路は非常に狭く、木造住宅が密集し、防災上極めて危険な状態である。
安心・安全なまちづくりに向け、今後、春木駅周辺の基盤整備をどのように進めるのか聞きたい。
【答】春木駅周辺については、さまざまなまちづくりに取り組んできたが、鉄道の連立を始め、その他面的整備などの各種個別計画については、具体化には至っていない。
こうしたことから、今年度、これまでの各種個別計画と社会情勢の変化をふまえ、課題の再抽出やまちづくりの方向性などを再度整理するため、春木駅周辺まちづくり基本構想の策定に取り組んでいる。
鉄道の高架化を含む春木駅周辺のまちづくりは、地域の念願の事業であると認識している。財政が厳しい状況ではあるが、将来のまちづくりの方向性を見据え、進めていきたい。