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多様な人材で 問題の解決を(松本 妙子)
更新日:2017年2月1日掲載
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【問】学校や教員が学校外の専門スタッフと連携・分担して業務にあたる「チーム学校」について、取り組み状況を聞きたい。
【答】本市では、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなど、外部の人材活用を進めている。
臨床心理士の資格を有するスクールカウンセラーは、各中学校に週1日常駐し、子供の多様な悩みに対して専門的な立場からアドバイスを行っている。
また、近年は子供や保護者が抱える課題は福祉と切り離せないものが多いことから、社会福祉士や精神保健福祉士の資格を有するスクールソーシャルワーカーが適切な指導や支援を行っている。
【問】家庭教育における現状と課題について聞きたい。
【答】家庭での学習時間が少ないといった学習面での課題だけでなく、食事や入浴などの日常生活面でも十分な養育が行われていないと見られるケースもあり、近年の家庭の教育力は全般的に低くなっていると思われる。
市としては、家庭に負担や責任を求めるだけでなく、学校でできることは受けていくとともに、子供や保護者により一層寄り添う努力を続けていきたい。