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子供に寄り添う 体制の確立を(澤田 和代)
更新日:2017年2月1日掲載
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【問】子供の学習上や生活上のつまずきに、細やかに目の行き届く環境づくりとして、小中学校における少人数学級の拡充が有効と考えるが、そのメリットについて聞きたい。
【答】教師のきめ細やかな対応で、子供が充実した学校生活を送れる。また、個別指導により、基礎・基本の定着につながるなど、学習面での効果もある。
【問】子供一人ひとりに丁寧にかかわることで、暴力行為やいじめ、不登校などの問題が減少し、子供たちも心が落ち着くなかで学習意欲も向上すると考える。
今こそ、少人数学級にふみ出すべきと考えるがどうか。
【答】現在、教育環境の充実を図るため、学校施設の耐震化や中学校給食などに取り組んでいるが、これらのハード面だけでなくソフト面での課題解消に向けた取り組みも必要と考える。
まずは、国や府に対して引き続き学校の支援体制の充実に必要な予算措置を要求していきたい。
また、予算措置が実現するまでの間は、少人数学級の段階的実施に向けた取り組みなどの調査研究を進めるとともに、必要な予算の確保に向け、関係課と協議していきたい。