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明らかとなった財政危機 破たんを回避するには(岸和田創生 代表 稲田 悦治)

更新日:2017年5月1日掲載 印刷ページ表示

【問】本年2月に策定された行財政再建プラン骨子案によると、平成30年度には財政調整基金などが枯渇し、予算編成が困難になるとのことであるが、現状をどのように認識し、また、どのような手立てを考えているのか。

【答】本市は市税を中心とした自主財源が少なく、地方交付税などに大きく依存しており、景気や国の動向の影響を受けやすい財政構造となっている。その構造が大きく変わらない限り、予算の財源不足は続くものと思われ、財政調整基金などが枯渇したなかでの予算編成は、非常に厳しい状況が予想される。
 まずは、再建プランに基づく取り組みを予算に反映させていきたい。

【問】現在の財政構造をどう変えていくのか聞きたい。

【答】本市が置かれている状況を鑑みると、この財政構造を変えていくことは決して容易なことではないが、国の厳しい財政状況などをふまえれば、本市としても財政基盤の強化を図る必要がある。また、持続可能な行財政運営を進めるうえで、財政調整基金は重要な手段の一つであると考えている。
 再建プランの着実な実施とともに債務の削減や財政調整基金の増額に努めたい。

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