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中学校給食センター 阪南2区への建設は(市民クラブ 西村 芳徳議員)
【問】中学校給食センターは、阪南2区の清掃工場の隣接地に建設予定である。
東海・東南海・南海地震が起これば、津波の高さが従来想定の2倍になると予測され、また、埋立地であり液状化も心配される。さらに、対岸とは橋一本で連絡されているだけであり、通行不能となる可能性がある。
職員と建物の安全性の確保をどのように図るのか聞きたい。
【答】国の中央防災会議の地震動・津波高さなどの推計結果が今年4月頃に公表され、本市もハザードマップを見直す予定である。
また、国の新たなハード対策の動向を見極めながら、建物の安全対策を進めていく。
岸之浦大橋は、阪神・淡路大震災後の耐震基準で設計されており、大きな被害はないと考える。しかし、通行できない場合を想定した職員の避難マニュアルも作成し、訓練を行う。
【問】府は東日本大震災による災害廃棄物(がれき)処理に関する指針を作り、府内の焼却施設で処理させようとしている。放射能汚染されたがれきは、基準値以下としても拡散すべきではなく、仙台市のようにがれき発生場所の集積場に焼却炉を建設し、処理することが最善策と考える。
がれきの受け入れは、将来に渡って、市民の健康が心配であるため、見合わせるべきと考えるがどうか。
【答】被災地の復旧・復興に向け、できるだけの協力はすべきと考える。
しかし、市民からも心配の声が寄せられており、安全・安心を第一に考え、焼却灰の最終処分地や焼却炉の維持管理、耐用期間終了後の解体なども含め、慎重な対応が必要である。
現在だけでなく、将来世代の安全・安心を念頭に置き、貝塚市、岸貝清掃施設組合とも調整を行っていく。
その他の質問
- 公共交通体系ビジョンについて
- 下水道整備計画と下水道使用料について