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スポーツ活動時の熱中症にご注意を!
スポーツ時の熱中症予防・対策を心がけましょう
スポーツ活動時には体(筋肉)が熱を発するため、熱中症の危険がより高まります。
気温や湿度が高い中で運動する際には、いつも以上に熱中症予防・対策を心がけましょう。
指導者をはじめとする関係者のみなさまは、熱中症予防への理解促進と必要な対策に取り組んでください。
スポーツによる熱中症の特徴について
スポーツによる熱中症の特徴は、
・高齢者、子どもに多く発生している
・それほど高くない気温でも湿度が高いと死亡事故につながる可能性がある
・運動強度が高いと短時間でも死亡事故につながる可能性がある
・ウェアの素材や防具によっては熱がこもり、汗の蒸発を妨げる
などがあげられます。
それぞれの競技の特性、個人の特徴を考慮し、細かくシミュレーションをしておきましょう。
熱中症の原因を理解し、予防策を実践しましょう
公益財団法人 日本スポーツ協会から発表されている「熱中症予防運動指針」は、環境温度に応じてどのように運動したらよいかの目安が示されています。
環境条件の評価として望ましいとされている、暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)を把握し、熱中症予防5ヶ条のポイントを理解したうえで、安全で効果的なトレーニングを行いましょう。
岸和田市の熱中症情報(WBGT近似値)(日本気象協会)
指導者、関係者のみなさまへ
指導者をはじめとする関係者のみなさまは、熱中症を理解し、予防の配慮をお願いします。
特に子どもは熱中症になりやすく、注意が必要です。
熱中症の疑いのある症状が見られた場合には、早期に水分・塩分の補給、体温の冷却、病院への搬送等を行うなど、必要な措置方法を身につけておきましょう。
「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(公益財団法人 日本スポーツ協会)
「スポーツ活動における熱中症事故の防止について」(スポーツ庁)