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「第8次岸和田市交通安全計画」(素案)に対する市民意見の要旨と、市の考え方
更新日:2009年3月3日掲載
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第8次岸和田市交通安全計画(素案)にご意見をいただきまして有難うございました。
さる、平成19年3月1日から平成19年3月31日まで第8次岸和田市交通安全計画(素案)に対し意見を公募したところ、2名の方から10件のご意見をいただきました。
意見公募実施結果として、ご意見の概要と市の考え方を公表します。
第8次岸和田市交通安全計画(素案)に対する意見公募のまとめ
趣旨 | 意見の概要 | 件数 | 市の考え方 |
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自転車・ミニバイクの安全性の確保 |
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2 | 第5節 車両の安全性の確保 (1)自転車・ミニバイクの安全性の確保で年齢や免許に関係なく利用できる自転車に対する交通ルール遵守、マナーの向上を図るため交通安全教室や参加体験型の講習会を行って行きたいと考えております。 |
広報活動の充実 |
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1 | 第1節交通安全思想の普及徹底 (2)広報活動の充実で関係機関と連携を図り、春秋の交通安全運動期間中のキャンペーン行事、広報、市のホームページでの啓発等で交通安全の重要性を認識していただくよう訴えて行きたいと考えております。 |
道路交通環境の整備 |
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2 | 第3節道路交通環境の整備 (1)交通安全施設等の施設整備事業の推進で高齢者、障害者、交通弱者にとって交通安全施設の整備を進めていく上では重要な課題として認識しております。本市と致しましてもバリアフリー整備も含めて年次的に交通安全施設の整備を行って行きたいと考えております。 |
参加・協働型の交通安全運動の推進 |
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1 | 本市の公民協働推進の指針(平成17年6月策定)P.1~5に、「本市では、(省略)市民と行政が知恵を出し合いながら(省略)独自のまちづくりの方向性を生み出すためのしくみづくりが求められています。」と書かれていますように、交通安全の取り組みについてもこのように公民協働型の交通安全運動を推進していきたいと考えております。 現在、実施している具体的な事例といたしましては、 ア、自転車安全指導 イ、ワンデースクール ウ、学童登校指導 エ、交通安全総点検 等です。 |
交通事故被害者・遺族の参加や協働 |
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2 | 「交通事故被害者やその遺族の参加や協働、または声を聞くことの重要性」という内容には踏み込んでいないので国、大阪府に対しましてこの貴重なご意見を要望してまいりたいと考えております。 |
歩道等歩行空間の整備 |
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1 | 本市では、交通バリア法に基づき市内各鉄道駅の乗降客数が1日5,000人以上の駅を中心に概ね500メートル~1,000メートル以内に在する高齢者・身体障害者等交通弱者が日常生活または社会生活において利用する公共公益施設を特定施設と位置づけております。 その施設を結ぶ経路を特定経路として、その重点整備地域の移動の円滑化を図るため基本構想策定を平成15年より平成18年3月までに行い平成22年度を目標に1駅1経路の整備を図っていく予定です。 |
交通安全基本計画における目標 |
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1 | 岸和田市における 人口10万人当たりの死者数 3.4人(2006年市人口204,558人に対し死者数7人) 歩行中の占める割合(死者数) 14.3%(死者数7人のうち1人) 歩行中の占める割合(事故件数) 5.6%(市内事故数1,931件のうち108件) 上記の数字から見れば歩行者の占める事故数が特に多いということではありませんが、一つ一つの施策を地道に続けていくことが必要だと考えております。 また、特に近年、全国的に子どもと高齢者の交通事故が増えており、本市といたしましても「高齢者の交通安全条例」を制定し、高齢者の事故を防止していきたいと考えております。 |
講じようとする施策 |
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1 | (ア)生活道路への通過交通の流入抑制 (イ)車両の速度の抑制 今後の方策と致しまして、外周幹線道路の通行の円滑化、エリア内への通過車両を抑制するため交差点改良を進める外周道路対策をはじめ、歩行者や自転車の通行を優先するゾーン形成を図るため車両の速度を抑制する道路構造整備等を行うゾーン対策を考えてまいります。 (ウ)事故の特性や発生要因について分析 関係機関と連携を密に致しまして発生要因の分析を行い交通安全施設の設置等事故抑止を図ってまいります。 (エ)整備効果の評価 (オ)整備の進捗状況、効果等についての公表 本市では主な事業において「行政評価システム」により、事業の計画、実施、評価、改善内容の見直しを行っています。 |
人優先の安全・安心な歩行空間の整備 |
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1 | ハンプ、クランクにつきましては、岸和田の特殊事情等(だんじり祭りの曳行に支障を来たす。旧市街地が多い。)により整備は困難と思われますが、前述の新バリアフリー法により、歩行者や自転車の通行を優先するゾーンを確保していきたいと考えております。 |
交通安全思想の普及徹底 |
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1 | ご指摘のとおり、ご質問の4でもありましたように、本市では公民協働推進を積極的に進めていくという観点からしても交通安全の取り組みについて、『市民の参加・協働の推進』を計画の中に入れて行きたいと考えております。 |