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地域計画の策定に係る地域座談会を開催しました
地域農業経営基盤強化促進計画(地域計画)の策定に係る座談会を開催しました!
はじめに
農業者の減少や耕作放棄地の拡大、高齢化人口減少など農業を取り巻く厳しい状況の中で、地域の農業者の話し合いを行ないながら、目指すべき将来の農地利用の姿とともに、農地一筆ごとに10年後の耕作者計画を記した「目標地図」を定める『地域農業経営基盤強化促進計画(地域計画)』を令和6年度内に策定することが農業経営基盤強化促進法において規定されました。
この計画策定の第一弾作業として昨年度実施したアンケート調査結果(現状地図と目標地図素案)を踏まえ、市内9地区で座談会を開催しました。
第2回座談会の開催結果の概要
第1回座談会の結果をまとめたうえで、地域計画(案)及び目標地図素案を見ながら各地区の農業の将来について話し合いました。農業経営基盤強化促進法第18条第1項に基づき、協議結果を下表のとおり公表します。
地区名 | 実行・水利組合名 | 実施月日 | 場所 | 参加者数 | 概要 |
---|---|---|---|---|---|
岸和田市神於山土地改良区 | - | 8月23日金曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
5人 | 岸和田市神於山土地改良区協議結果 [PDFファイル/579KB] |
岸和田丘陵土地改良区 | - | 8月27日火曜日 | 岸和田丘陵土地改良区事務所 | 6人 | 岸和田丘陵土地改良区協議結果 [PDFファイル/559KB] |
山直上地区 | 積川、稲葉東、稲葉西、山直中、包近 | 9月5日金曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
20人 | 山直上地区協議結果 [PDFファイル/556KB] |
南掃守地区 | 福田、中尾生、尾生、門前、山下、上松、下松、八阪 | 9月3日火曜日 |
JAいずみの 南掃守支店 |
14人 | 南掃守地区協議結果 [PDFファイル/556KB] |
有真香地区 | 神須屋、八田、真上、土生滝、阿間河滝、北阪 | 9月17日火曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
12人 | |
土生郷地区 | 土生、土生新田、畑、極楽寺、流木、作才 | 9月10日火曜日 |
JAいずみの 土生郷支店 |
8人 | 土生郷地区協議結果 [PDFファイル/552KB] |
山滝地区 | 下出、沢峯、辻堂、西堂、反田、中部、南部、下大沢、上大沢、牛滝 | 9月5日金曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
18人 | 山滝地区協議結果 [PDFファイル/551KB] |
東葛城地区 | 河合、神於、上白原、相川、塔原 | 9月20日金曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
17人 | 東葛城地区協議結果 [PDFファイル/562KB] |
山直下地区 | 岡山、田治米、三田、摩湯、今木ほか | 9月11日水曜日 |
JAいずみの 山直下支店 |
9人 | 山直下地区協議結果 [PDFファイル/562KB] |
全9地区 | 2改良区 45実行・水利組合 | 8月23日~ 9月20日 |
109人 |
第1回座談会の開催結果の概要
地区名 |
実行・水利組合名 |
実施月日 |
場所 |
参加者数 |
---|---|---|---|---|
岸和田市神於山土地改良区 |
- |
6月17日月曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
20人 |
岸和田丘陵土地改良区 |
- |
6月21日金曜日 |
岸和田丘陵土地改良区事務所 |
14人 |
山直上地区 |
積川、稲葉東、稲葉西、山直中、包近 |
6月21日火曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
19人 |
南掃守地区 |
福田、中尾生、尾生、門前、山下、上松、下松、八阪 |
6月28日金曜日 |
JAいずみの 南掃守支店 |
20人 |
有真香地区 |
神須屋、八田、真上、土生滝、阿間河滝、北阪 |
7月16日火曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
19人 |
土生郷地区 |
土生、土生新田、畑、極楽寺、流木、作才 |
7月5日金曜日 |
JAいずみの 土生郷支店 |
13人 |
山滝地区 |
下出、沢峯、辻堂、西堂、反田、中部、南部、下大沢、上大沢、牛滝 |
7月9日火曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
24人 |
東葛城地区 |
河合、神於、上白原、相川、塔原 |
7月12日金曜日 |
JAいずみの 営農総合センター |
17人 |
山直下地区 |
岡山、田治米、三田、摩湯、今木ほか |
7月18日木曜日 |
JAいずみの 山直下支店 |
12人 |
9地区 |
2改良区 45実行・水利組合 |
6月17日月曜日 ~7月18日曜日 |
|
158人 |
第1回座談会の様子
第1回座談会の内容・結果について
座談会は、ワークショップ形式で以下の2部構成で実施しました。
第1部:地域農業の現状及び課題について
これまでの農業経営の現状と課題について、意見発表をしていただきました。その内容は大きく5項目に区分できました。
全体の意見、内容及び意見数は以下の通りでした。
中でも、最も多い意見は農家の高齢化や核家族化などによる後継者(担い手)不足についてでした。
内容 | 件数 |
---|---|
農家の高齢化、担い手(後継者など) | 51件 |
耕作放棄地の拡大・荒廃など | 23件 |
農地の賃貸・売買、マッチングなど | 33件 |
農地の管理・農地基盤の状況など | 29件 |
その他(農業生産、獣害、流通、農業政策など) | 44件 |
合計 | 180件 |
第2部:地域における農業の将来について
現状及び課題を受けて、地域農業の将来の在り方について意見発表をしていただきました。その内容は、大きく5項目に区分できました。
全体の意見、内容及び意見数は以下の通りでした。
中でも、最も多い意見は農道整備や農業用水路といった農業基盤整備の必要性や農業の後継者(担い手)の確保についてでした。
内容 | 件数 |
---|---|
農地の集積化・集約化など | 18件 |
農業基盤整備、補助制度など | 31件 |
農業従事者(担い手の確保育成)農業経営など | 31件 |
農産物の価格、高付加価値化など | 21件 |
その他 | 29件 |
合計 | 130件 |