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52.時を越えて(春木中学校の赤レンガ塀)
更新日:2025年2月4日掲載
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時を越えて(春木中学校の赤レンガ塀)
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場所 | 松風町 | |
エピソード |
春木中学校に数百メートルに及ぶ赤レンガの塀があります。その昔、東洋のマンチェスターと言われた大阪の一大工業地帯の一角を担った岸和田の紡績工場跡の名残りが今も感じられます。百年を超える時の流れとともに通学する児童や地域の方々をこれからも見守り続けてくれることでしょう。(応募者:51歳/男性) |
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講評 |
春木中学校には、春木地区の歴史を今に伝える赤レンガ塀が今も残り、印象深いまち景観である。百メートル余り続く赤レンガ塀は、大正時代に建造され、泉州の経済を支えた産業遺産として興味深いものである。卒業生や在校生を見守り続けている春木地区のシンボルとして、これからも受け継いでいってもらいたい。 |
※ この赤レンガ塀は、平成30年の大阪北部地震以後、安全性配慮のため大部分が撤去されましたが、これまで地域の人たちを数多く見守ってきた赤レンガ塀が少しでも残るよう、一部は補強され、今も昔ながらの姿を残しています。
※ タイトル及びエピソードは応募原文のままとしています。また、時間の経過により、指定当時の状況から変化しているものもあります。
※ これらの景観資源は地域住民等により保全されていますので、訪れる際は社会的ルールを守り、景観への配慮をお願いします。