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66.積川町 元本街道のまちなみ
更新日:2023年9月28日掲載
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積川町 元本街道のまちなみ
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場所 | 積川町 | |
エピソード |
積川神社から少し海側に行き、細い路地を左に入ると元信貴本家酒造の工場と本宅があった通りに出る。狭い道だが昔はここが本街道だったそうです。今にも杜氏さんたちの声が聞こえてきそうな佇いです。ここで使われていた酒造の際に米を蒸した「甑釜(こしきがま)」という大きな大きな鉄の鍋が岸和田城の城門を入ってすぐのところに展示されています。当時のままの長く続く塀とともに、酒造りの盛んだったころがしのばれます。(応募者:63歳/女性) |
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講評 |
時を経て受け継がれてきた土塀と門長屋は、酒蔵として賑わっていた往時を偲ばせるまち景観である。これまでもこころに残る景観資源として指定されており、それぞれの景観要素が織り成す風情は評価されるべきものである。積み重ねられた歴史の重厚さと静寂のなかで、せせらぎが醸し出すまち景観を、これからも守り続けてもらいたい。 |
※ タイトル及びエピソードは応募原文のままとしています。また、時間の経過により、指定当時の状況から変化しているものもあります。
※ これらの景観資源は地域住民等により保全されていますので、訪れる際は社会的ルールを守り、景観への配慮をお願いします。