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毎月22日は禁煙の日!今度の22日から、禁煙はじめませんか?
毎月22日は禁煙の日です!!
毎月22日は禁煙の日です。
禁煙の日は平成22年2月22日に禁煙推進学術ネットワークが制定しました。白鳥(スワン)と吸わんを掛け合わせたスワンスワン(吸わん吸わん)の日です。シンボルマークは2羽の寄り添う白鳥(スワンスワン)で、喫煙者とその協力者(パートナー)がともに寄り添いながら、禁煙に取り組む姿を表しています。
禁煙は、喫煙者1人の意志だけでは難しく、その周囲の人が協力して取り組むことが大切です。

詳しくはこちら→禁煙の日公式サイト|一般社団法人 禁煙推進学術ネットワーク
たばこの健康への影響を知っていますか?
たばこの煙には約5,000種類以上の化学物質が含まれており、そのうち発がん性のある化学物質は約70種類!
日本人が命を落とす原因の第1位がたばこです。たばこはがんをはじめ、脳卒中や心臓病などの循環器疾患や呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など多くの病気と関係しており、年間約13万人がたばこが原因で亡くなっています。

禁煙のメリット
禁煙の最大のメリットは、肺がんなど命を落とす病気になるリスクを下げられること!
肺がんのリスクが低下するのは、禁煙5年後以降と少し時間がかかりますが、直後から現れるメリットがたくさんあります。
| 直後 | 周囲の人をたばこの煙で汚染する心配がなくなる |
| 24時間後 | 心臓発作の可能性が少なくなる |
| 数日後 | 味覚や嗅覚が改善する |
| 2週間~3か月後 | 心臓や血管などの循環機能が改善し、血流が良くなる |
| 1か月~9か月後 | 免疫機能が回復し、感染症にかかりにくくなる |
| 1年後 | 肺機能が改善し、非喫煙者のレベルにどんどん近づく |
禁煙して10~15年経てば、様々な病気にかかる危険が非喫煙者のレベルまで近づきます。
健康面へのメリット以外にも、禁煙することで『「時間」と「お金」が節約できる!』という大きなメリットがあります。喫煙所を探す必要もなくなり、喫煙にかかる時間(1本5分で1日1箱吸う場合、年間約608時間(約25日))が自由時間になります。さらに、たばこ代(1日1箱吸う場合、年間約20万円)も浮いて、好きなことに使えるお金が増えます。
他にも、食事がおいしくなる、肌の調子が良くなる、服・髪・部屋などのヤニ臭さや口臭が消えるなど禁煙は良いことだらけ。長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。
禁煙にチャレンジしてみましょう!
たばこが吸いたくなるのは、ニコチンの依存が原因!決して意思が弱いからではありません。
ニコチンは、禁煙3日目にはほとんど体から消え、1週間後には完全に体からなくなります。この1週間を超えれば、気持ちがぐっと楽になります。成功への鍵は「準備」と「対策」!
<禁煙の準備>
- 禁煙開始日を決める(気持ちや時間にゆとりがある日や、記念日や誕生日など特別な日からはじめるのがおすすめ)
- 禁煙の理由を明確にする(禁煙意欲が高まり、再喫煙防止にも繋がる)
- どんな時に吸いたくなるのかを知っておく(その場面を回避したり、対策を考えることができる)
<禁煙の対策>
- 禁煙日記をつけて変化を見える化(カレンダーに〇をつけるだけでもOK)
- 周囲の人に「禁煙宣言」しておく(止めてもらう、誘いをなくす)
- 飲み会等たばこの誘惑が多い場所を避ける
- 喫煙関連用品(ライター、灰皿等)を片付ける
- 吸いたくなったら「置きかえ」(昆布や糖分の少ないガムを噛む、歯磨き、深呼吸、ストレッチ等)
- たばこ以外の楽しみ(趣味)を見つける
- 1本でも吸うことを我慢できたら自分を褒める
禁煙は自力でも可能ですが、医療機関での禁煙治療や禁煙補助薬を利用すると、比較的楽に、より確実に(自力に比べて3~4倍禁煙に成功しやすい)禁煙することができます。治療費については、保険適用できるかどうかで変わるため、まずは医療機関に相談してください。
禁煙は、何度失敗しても大丈夫。諦めずにチャレンジし続ければ失敗ではなく、成功へのステップに!今度の22日から、たばこを吸わないことをはじめませんか?
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