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【講座レポート】『本気のラジオ体操』があなたを変える!! ~健康スイッチ・オンでワーク・ライフ・バランスを手に入れよう!~ 講座
『本気のラジオ体操』があなたを変える!! ~健康のスイッチ・オンでワーク・ライフ・バランスを手に入れよう!~ 講座
講座レポート
ラジオ体操を適切な動きで継続することにより、それぞれのライフステージを健康に過ごし、体力・身体機能を向上させて、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指すこと、本気で継続することの成功体験を次の挑戦や能力開発への意欲につなげることを目的に、講義➡体力測定➡ラジオ体操の流れで、2回連続の講座を開催しました。
1回目の講義では、「加齢に伴う体力や身体機能の変化」と「運動機能テストからみた年代や性別による身体機能の変化」、「ラジオ体操の概要」について学びました。体力低下のスパイラルは、主に活動量の低下(運動しない)と身体機能の低下によって起こります。よく動き、よく食べて身体機能を保つことが大切です。また、酸素がたくさん含んだ血液を全身に巡らせることも大事で、意識的に呼吸をしましょう、というお話をお聞きしました。「指輪っかテスト」や「イレブンチェック」で、身体機能の簡単な評価方法も教えていただきました。そして、ラジオ体操のいいところは、「動きが左右均等で体の歪みが自然ととれること」、「全身の筋肉と関節をまんべんなく使うこと」、「ひねる運動が多いので、内臓のはたらきが活性化すること」、「約3分で第1体操が終わるので、場所と時間を選ばないこと」とお聞きしました。
後半は、健康チェック表を記入し、血圧と脈拍を計測してから握力測定、立ち上がりテスト、上体起こし、などの体力テストを行いました。また、ラジオ体操第1を効果的に行う上でのポイントを教えていただきながら、みんなでラジオ体操第1を行いました。2回目の講座まで約1か月。継続する励みになればと、記録表をお配りし、ラジオ体操を行った日に「ちきりくんシール」を貼っていただきました。
2回目の講座では、「ワーク・ライフ・バランス」と「ストレスと対処法」についての講義をお聞きしました。「1人のワーク・ライフ・バランスの影響が他の人に伝播する」「かかわりのある人たちのワーク・ライフ・バランスについても関心を持ちましょう」というお話は、家庭だけでなく、職場や地域、その他の活動場所でも当てはまることで、印象的でした。ストレスの対処法では、身体がリラックスしないと心はリラックスしないので、行動や呼吸を調整し、身体からリラックスしていくことが大切と教えていただきました。
後半は、血圧と脈拍の計測、体力テストを行い、ラジオ体操第1を行いました。今回は、鏡に向かって体操をすることで、自分の姿勢も意識して行いました。最後にラジオ体操第2のポイントも教えていただき、みんなで体操しました。
多くの参加者の方は、自分なりに工夫をしてラジオ体操を継続してくださいました。これからもラジオ体操を継続して、元気にまた新たな挑戦に結び付けていただければと思います。帰り際に「わたし、体力テストの結果が前回より全て良くなった!」と、嬉しいお声かけをいただきました。
【講座の様子】
-1回目
-2回目
みなさんの感想
- 今まで肩甲骨にシップを貼って寝る日々でしたが、1か月やってみてシップを貼ったのは1日だけ。背中がすっきりした。
- ラジオ体操をしたら肩甲骨の間がポカポカするなと思った。この講座をきっかけに毎日朝のテレビを見ながら体操しています。
- ラジオ体操は身体のすみずみまで動かせるので続けていこうと思う。
- ビデオにとって毎日できる時間にする習慣がついた。
- 毎日続けられるかと思ったけど、ちきりくんシールにつられてできた。
日時
1回目 令和7年11月9日(日曜日)午前10半~12時半
2回目 令和7年12月7日(日曜日)午前10半~12時半
講師

図子 浩太佑(ずし こうだゆう)さん
和歌山大学 教育学部保健体育講師
講師プロフィール
2022年筑波大学人間総合科学研究科修了。コーチング学博士。
スポーツに関するデータや研究成果を活用し、トレーニングや指導法をより効果的にするための研究・開発に取り組み、またデータを用いて体力や運動能力を詳しく分析し、その結果に基づいたトレーニングや指導を提案することで、科学的根拠に基づいたスポーツトレーニングを推進されています。
対象
テーマに関心のある人
主催
岸和田市立男女共同参画センター

