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7月22日(月曜日)、飲酒運転撲滅を目的とした交通安全啓発イベントが岸和田自動車教習所内で行われました。
この催しは、自動車や自転車における飲酒運転の危険性を、飲酒ゴーグルを用いて疑似体験してもらうことが目的です。
装着すれば酩酊時の視界や平衡感覚のズレを再現できる飲酒ゴーグルは(弱・強・夜間強)と3種類あり、夜間における泥酔状態を再現した(夜間強)を装着した人は、自転車にまたがることも困難なほどフラフラ! 自転車の運転が得意な人でも平坦な道路上を真っすぐ進めなくなる様は、一見して危険性の高さが伺えました。
また、飲酒ゴーグルを着用して自動車の車庫入れに挑戦した人は、平衡感覚が狂ってカラーコーンに接触! 細い道幅を想定したコーン間の走行でも、同様に左右のコーンに接触する人が後を絶たず…。
「今日は飲み会やから自転車で来た、という人がいまだ多いのが現状。自動車の飲酒運転撲滅はもちろん、今年11月から重罰化される自転車の酒気帯び運転の危険性も広く周知していきたい」と話す岸和田警察・交通総務係の方々。
なお、11月からは、自転車に乗りながらスマートフォンなどを操作する等の「ながら運転」も重罰化されます。
酷暑が続き、これから夏本番。厳しい暑さゆえ、飲酒する機会が増えるかもしれませんが、自動車も自転車も「飲んだら乗るな!」の鉄則を忘れないようにしましょう。