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12月24日(火曜日)、来年の干支「巳」(へび)を描いた巨大絵馬(縦約2.5メートル、横約3メートル)が岸城神社に奉納されました。
巨大絵馬を制作したのは、本市出身の籔内博さん主催の絵画教室「アトリエズガ」の年少児~小学6年生24人の子どもたちです。
まず、子どもたちと保護者の皆さんも参加し、本殿で「大絵馬奉納式」が行われました。厳かな雰囲気の中、玉串奉納を任された子どもたちは緊張した様子でしたが、滞りなく奉納式は終了。
続いて、境内で除幕式が行われました。「せーの!」で子どもたちが長い紐を力いっぱい引っ張ると、24匹のカラフルなへびが描かれた巨大絵馬が登場!境内は拍手に包まれました。
巨大絵馬は、縁起の良い「長寿・延年」を意味する松に、個性豊かな24匹のへびが絡まったり、ぶら下がったり、乗っかるように描かれています。可愛らしいピンク色のへびを描いた小学1年生の女の子は「へびの模様が難しかったです。まつ毛がポイントです」と話してくれました。
いろいろな表情のへびたち
籔内先生は「今年の龍と長くてニョロニョロした形が似ているので、同じような絵にならないか心配しましたが、子どもたちの頑張りで龍とは全く違ったカラフルで元気な絵になりました。子どもたちの元気が絵に表れていると思います。きっと巳のご利益があると思います」と笑顔で挨拶し、子どもたちの力作を称えました。
絵の解説をする籔内先生
巨大絵馬は1年間公開されます。岸城神社へお越しの際は、ぜひ子どもたちが描いたカラフルなへびたちから元気をもらってください。