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3月24日(月曜日)、旭幼稚園(土生町7丁目)の閉園式が行われました。
旭幼稚園は昭和43年(1968年)に開園し、56年の歴史の中で4千人を超える園児が巣立っていきました。
閉園式では、思い出のスライドショーや園児による「ありがとうの言葉」と手話を交えた歌などが披露され、園児たちの「幼稚園はなくなってしまうけど、楽しかった思い出がなくなることはありません。未来に向かって一歩踏み出そう!」の言葉に、先生や保護者の目には涙が浮かんでいました。
式辞を述べる中園長
挨拶をする大下教育長
思い出のスライドショー
廊下には、たくさんの卒園アルバムや行事の写真などが飾られ、「ありがとう」の言葉に溢れたたくさんのメッセージカードは未来に架かる大きな虹の形になっていました。
お子さん二人が卒園した土生町のご夫婦は「小学校に併設されていたので、学校に来た時に幼稚園に寄るのが楽しみでした。これから子どもたちがいない園舎を見て寂しさを実感するんだと思います」と話してくれ、改めて地域のみなさんに愛された幼稚園だったんだなと感じました。閉園しても、みなさんの心のふるさととして、いつまでも心に残ることでしょう。
昨年閉園した太田幼稚園と旭幼稚園の歴史は受け継がれ、4月に本市初の市立認定こども園「旭・太田こども園」として生まれ変わります。