平成22年度

岸和田市立自泉会館（文化国際課）

岸和田文化事業協会

平成18年4月1日から平成23年3月31日

• 基本協定書に基づき、施設管理を適切に実施した。
• 平成22年度は、館の見学希望者への対応として掲示板の設置とリーフレットの制作、展示室利用者の荷さばき地内に事故防止のポールを設置、オルガンと蓄音機の展示ケース制作など、市民の利用促進とともに、市内外からくる施設見学者への対応に貢献した。
• 館内の発生事故なし。

• 自主事業では、市民団体の特性を活かし、地域の文化資源を掘り起こした事業や、新人演奏家を育成・紹介するフレッシュコンサート・関連コンサートを 9回実施した。
• 市からの受託事業では、特色ある文化事業を展開し、広く市民に提供した。

• 使用料は、増加傾向にある。
• 利用者
  平成20年度18,957人
  平成21年度20,260人
  平成22年度17,903人
• 使用料
  平成20年度2,007,506円
  平成21年度2,345,613円
  平成22年度2,366,850円

• 施設管理の運営上、特有である法令はないが、消防設備法定点検の実施、防火管理者資格者、労働保険関係の加入など公の施設である以上、必要であるものや指定管理者の社会的道義である法令を遵守している。
• 館の使用料は、市の歳入になることから、すみやかな会計処理をしている。

検証結果

• 自泉会館は、ながらく市民の文化振興の場として位置づけられた文化施設である。管理運営は、施設の特性を熟知し、それを活用するための文化振興事業を展開し、また市民との協働という点においても、同指定管理者への委託は最も適したものである。
• 指定管理料については、年々微減傾向にあり削減に努めている。また指定管理者より施設整備費への投入があり、市民への還元となっている。
• 施設の利用者増については、一層の取組みを期待したい。

岸和田市立浪切ホール（文化国際課）

財団法人岸和田市文化財団

平成18年4月1日から平成23年3月31日

• 基本協定書に基づき、施設管理を適切に実施した。
• 緊急事態にそなえ、年2回の防災訓練を実施。
• 周辺商業施設との連携をはかり、管理運営を行った。
• 危機管理に関するマニュアル、大規模地震対応消防計画、個人情報保護規定などを指定管理者独自で作成し、不測の事態に備えている。
• ホール周辺を含め、施設の景観・美化に力を注いだ。

• 自主事業の総数は54件実施。
  館外での事業や、祭りの広場でのイベント等を除いて、33,571人、入場率66.7％。
• 平成21年度（53件36,393 人68.1％）より、数値は下がるものの、新しいワークショップを企画するなど、文化振興に取り組んだ。
• ジャンルはおおまかに古典、演劇、J-POP、クラシック系、舞踊系等で実施した。

• 平成21年度は新型インフルエンザの影響があって、若干減少したものの、22年度は盛り返した。
• 利用者
  平成20年度521,630人
  平成21年度513,632人
  平成22年度542,795人

• 施設を運営する上で特有の法令はないが、防火管理者・自衛消防業務資格者、労働保険関係の加入など公の施設である以上、必要な法令を遵守している。

検証結果

• 市内で最も規模の大きい文化施設であり、かつ周辺エリアを代表するシンボル的な存在である。
• 年間50万人以上が利用するなど、周辺の施設への波及効果も大きい。そのなかで、管理運営業務など概ね適切に執行している。

岸和田市営旧港地区立体駐車場（産業政策課）

財団法人岸和田市文化財団

平成19年4月1日から平成23年3月31日

• 基本協定書に基づき、施設の管理は適切になされている。

• 事業は行っていない。

• 平成22年度の利用者数は、平成21年度に比べ約19％増となっている。
  平成21年度43,471人→平成22年度52,117人

• 関係法令（消防法）
  関連する法令等に基づく義務は、適切に履行されている。

検証結果

• ベイエリアにおける駐車場の一部として、適切に管理運営されている。
• 浪切ホールとの一体管理により、管理運営上の努力が認められる。

岸和田市立福祉総合センター（福祉政策課）

社会福祉法人岸和田市社会福祉協議会

平成18年4月1日から平成23年3月31日まで

• 基本協定書に基づき、施設の管理は適切になされている。

• 平成22年度事業実施計画書に基づき、施設の運営は適切になされている。
• 平成18年度から駐車場管理システムを導入し、有料化し、利用者に対し適切に対応している。

• 利用者数
  平成19年度142,366人開館295日
  平成20年度138,386人開館292日
  平成21年度148,716人開館290日
  平成22年度145,864人開館291日

• 遵守されている。

検証結果

• 　概ね適切に管理されている。

岸和田市立高齢者ふれあいセンター朝陽（福祉政策課）

社会福祉法人岸和田市社会福祉協議会

平成18年4月1日から平成23年3月31日まで

• 基本協定書に基づき、施設の管理は適切になされている。

• 平成22年度事業実施計画書に基づき、施設の運営は適切になされている。

• 利用者数
  平成19年度21,421人開館293日
  平成20年度23,059人開館292日
  平成21年度20,252人開館292日
  平成22年度19,617人開館291日

• 遵守されている。

検証結果

• 　概ね適切に管理されている。

岸和田市立浜老人集会所（福祉政策課）

岸和田市浜校区老人クラブ連合会

平成21年4月1日から平成26年3月31日

• 基本協定書に基づき、施設の管理は適切になされている。

• 平成22年度事業実施計画書に基づき、施設の運営は適切になされている。

• 利用者数　
  平成19年度2,207人
  平成20年度1,852人
  平成21年度1,807人
  平成22年度1,599人

遵守されている。

検証結果

• 概ね適切に管理されている。

岸和田だんじり会館　（観光課）

岸和田市観光振興協会

平成18年4月1日から平成23年3月31日

• 基本協定に基づき、設備及び維持管理等、適切かつ効率的な管理に努めている。

• 平成22年度事業実施計画書に基づき、館の運営は適切になされている。
• また、自主事業として、ミニだんじり工作教室やだんじり祭ハイライト上映等実施し、利用者の増加に努めている。

• 平成22年度の利用者数は、平成21年度に比べ1.8％増となっている。
  平成21年度31,247人→平成22年度31,818人
  理由としては、まつり前キャンペーンが考えられる。

• 消防法に基づく消防設備点検の実施。
• 防火管理者の設置をしている。

検証結果

• ミニだんじり工作教室やだんじり祭ハイライト上映等の実施など、管理運営上の努力が認められる。
• 引き続き施設の魅力を引き出して有効活用が期待される。

市営駐車場　（観光課）

岸和田市観光振興協会

平成18年4月1日から平成23年3月31日

• 基本協定に基づき、維持管理等、適切かつ効率的な管理に努めている。

• 平成22年度事業実施計画書に基づき、周辺観光の駐車基地として、施設の運営は適切になされている。

• 平成22年度の利用者数は、だんじり会館のグリーン改修工事による休館で平成21年度に比べ11.1％減となっている。
  平成21年度8,663台→平成21年度7,701台

• 大型観光バスの乗り入れによる観光客の乗降に支障のないよう、駐車位置の調整を適切に行っている。

検証結果

• 管理及び運営業務実施状況等、問題なく管理運営されている。
• 引き続き周辺の観光施設との連携を図った活用が期待される。

五風荘　（観光課）

がんこフードサービス株式会社

平成21年4月1日から平成31年3月31日

• 基本協定に基づき施設の管理は適切になされている。

• 平成22年度事業実施計画書に基づき、施設の運営は適切になされている。
• また、各節句、月見の宴等季節的なイベントを実施し、利用者の増加に努めている。

• 平成22年度の利用者数は、129,631人となっている。

• 消防法に基づく消防設備点検の実施。防火管理者の設置をしている。

検証結果

• 季節的なイベント等を実施するなど運営上の努力が認められる。
• また周辺観光施設への誘導・連携に努めている。

まちづくりの館　（観光課）

本町まちづくりを考える会

平成21年4月1日から平成26年3月31日

• 基本協定に基づき施設の管理は適切になされている。

• 平成22年度事業実施計画書に基づき、来館者への湯茶の提供等館の運営は適切になされている。
• ギャラリーも有効に活用されている。

• 平成22年度の利用者数は、平成21年度に比べまつり前観光キャンペーン等に伴い24.4％増となっている。
• ギャラリー来訪者
  平成21年度11,308人→平成22年度14,071人
• 集会室利用者
  平成21年度3,978人→平成22年度5,259人

• 消防法に基づく消防設備点検の実施。防火管理者の設置をしている。

検証結果

• 来館者への対応など管理運営上の努力が認められ、地域団体による指定管理者として、適切に管理されている。
• 引き続き、観光客等来館者に対する案内施設としての役割を期待する。

牛滝温泉やすらぎ荘　（観光課）

株式会社ＫＰＧエコロジックリゾート岸和田

平成21年4月1日から平成31年3月31日

• 施設利用者の利便性の向上にむけた施設整備に取り組んだ。

• 利用者の増加を図るため、毎月各種イベント（文化イベント、カラオケ大会等）を行った。
• またPR活動（ＤＭの発信や実施の掲載）を実施した。

• 平成22年度の利用者数は、平成20年度に比べ、
  宿泊は、平成21年度25,522人→平成22年度23,378人8.4％減
  入浴は、平成21年度173,136人→平成22年度137,122人20.8％減
  会議室等は、平成21年度31,876人→平成22年度28,127人11.7％減
  キャンプ場は、平成21年度2,795人→平成22年度2,501人10.5％減
  駐車場は、平成21年度141,235台→平成22年度124,637台11.7％減となっている。

• 公衆浴場法に基づく水質検査の実施以外に自主検査も行っている。
• その他、特定建築物の届出や点検を確実に実施している。

検証結果

• 21年度、法令遵守ができていなかった件について大いに反省すべき点とし、22年度は、より一層の法令遵守を目指し、健全な施設の管理・運営を行っていた。

岸和田城　（観光課）

岸和田市観光振興協会

平成19年4月1日～平成23年3月31日

• 基本協定に基づき施設の管理は適切になされている。

• 平成22年度事業実施計画書に基づき、施設の運営は適切になされている。
• 岸和田城ウェディング8回開催、ブライダルフェアーの開催、企画展6回の開催。

• 平成22年度の利用者数は、平成21年度に比べ6.9％増となっている。
  平成21年度35,249人→平成22年度37,712人
• 城周辺の各施設との連携によるものだと考えられる。

• 消防法に基づく消防設備点検の実施。防火管理者の設置をしている。

検証結果

• 岸和田城ウェディングや企画展等の開催や、まつり前の観光キャンペーン時の開場時間延長等適切に管理運営されている。
• 引き続き有効活用が期待される。

産業会館(産業政策課)

岸和田商工会議所

平成18年4月1日から平成23年3月31日

• 基本協定書に基づき、施設の管理は適切になされている。

• 事業実施計画書に基づき、施設の運営は適切になされている。

• 平成22年度の利用者数は、平成21年度に比べ約61％増となっている。
  平成21年度6,854人→平成22年度11,076人
• 増の理由としては、平成21年度の駐車場工事の間、駐車場が利用できなかったため。

• 関係法令（地方自治法、産業会館条例等）
  関連する法令等に基づく義務は、適切に履行されている。

検証結果

• 会館の施設及び設備の維持管理に関する業務など、適切に管理運営されている。

岸和田市立大沢山荘（農林水産課）

大沢町町会

平成18年4月1日から平成23年3月31日

• 基本協定に基づき、施設の管理は適切になされている。

• 平成22年度事業実施計画に基づき、館の運営は適切になされている。
• 7月と12月には、一般市民参加型のイベントを開催し、大沢山荘の利用者の増加を図っている。

• 平成21年度利用回数延べ214回、利用者数延べ4,738人
• 平成22年度利用回数延べ202回、利用者数延べ4,605人

• 岸和田市農業構造改善事業に係る多目的研修集会施設の設置及び管理に関する条例に基づき、適切な管理がなされている。

検証結果

• 子供会行事の実施や、婦人会・老人会の集まり等、施設は適切に管理運営されている。
• 調理室の利用方法に関して、より一層の取り組みが期待される。

岸和田市営自転車等駐車場（都市計画課）

社団法人岸和田市シルバー人材センター

平成18年4月1日から平成23年3月31日

• 基本協定書及び仕様書に基づき、施設の管理は適切になされている。

• 平成22年度事業計画書に基づき、利用者へのサービス向上に努めるなど施設の運営は適切になされている。
• 人権研修等にも参加し、人権についての重要性を認識させるなどの努力も見られた。

• 平成22年度使用料は、平成21年度に比べ、1.6％減となった。
  平成21年度137,182,900円→平成22年度134,985,900円
• 就業人口減による鉄道の乗降客数の減少に伴う自転車利用者減少の影響と考えられる。

• 個人情報の保護に関する法律及び岸和田市個人情報保護条例の規定を遵守し、個人情報の適正な管理を行う。
• 岸和田市営自転車等駐車場条例に基づき、適正な管理がなされている。

検証結果

• 利用率が年々減っている中、利用者に安心して施設を利用してもらえるよう、施設の清掃や、自転車の整理など、利用者に気持ちよく利用されるよう努めるなど、管理運営上の努力が見られる。

岸和田市都市公園（公園街路課）

財団法人岸和田市公園緑化協会

平成21年4月1日から平成24年3月31日

• 協定書に基づき、施設の管理は適切に行われている。
• 市内公園の自主整備も実施し、快適で安全な公園の維持管理に努めている、施設修繕177件、樹木剪定74件、樹木防除26件

• 平成22年度計画書に基づき施設運営は適切に実施されている。
• 自主事業としてフィットネス教室（毎週）や緑化講習会（年5回開催）も実施し、緑化啓発や利用者拡大への取組みも行われている。

• 中央公園
  プール65,405人、スポーツ広場87,544人、テニスコート5面22,482人、その他講習室等14,426人
• 浜工業公園
  球技広場39,974人、テニスコート4面20,158人、トレーニング室4,321人、その他会議室等502人
• 南公園
  小体育館15,636人、会議室1,448人
• 平成22年度の特定利用施設者数は、平成21年度に比べ、10％増となっている。
  平成21年度258,896人→平成22年度286,246人

• 都市公園法、岸和田市都市公園条例並びに都市公園の管理及び運営に関する基本協定に基づき適正な管理がなされている。

検証結果

• 自主事業にも積極的に取り組まれており、概ね適切に管理・運営されている。
• 特定施設利用者も増加しており、引き続き快適で安全な管理運営が期待される。

岸和田市児童遊園（公園街路課）

財団法人岸和田市公園緑化協会

平成21年4月1日から平成24年3月31日

• 協定書に基づき、施設の管理は適切に行われている。
• 市内公園の自主整備も実施し、快適で安全な公園の維持管理に努めている、施設修繕79件、樹木剪定37件、樹木防除5件

• 実施事業なし。

• 児童遊園（92公園）及びちびっこ広場（71公園）について、年間利用者数は不明。

• 岸和田市児童遊園条例・都市公園条例並びに児童遊園の管理に関する基本協定に基づき適正な管理がなされている。

検証結果

• 市内公園の自主整備を実施するなど、概ね適切に管理・運営されている。
• 引き続き快適で安全な公園維持管理の取り組みが期待される。

岸和田市総合体育館（スポーツ振興課）

財団法人岸和田市公園緑化協会

平成21年4月1日～平成26年3月31日

• 安全管理等については、事故のないよう、適切に施設の点検・整備を行なっている。
• 照明パターンや空調管理の工夫により、電力・管理コスト等の削減に取り組んでいる。
• 基本協定書に基づき適正な管理業務を行っている。

• BJリーグ・Fリーグ等の大規模なスポーツ大会や各種イベント(市事業含む)を実施するなど、年間調整をスムーズかつ適正に行っている。
• 一般利用の少ない時間帯を活用し、幅広い市民の健康保持・体力向上と館の利用促進を目的とした自主事業(フィットネス教室・スポーツ大会)を実施している。
• 総合体育館が市のスポーツ振興の拠点となるよう、スポーツ振興課との連携・協力体制を柔軟に行っている。
• 事業計画書に基づき、適正な運営業務を行っている。

• 平成22年度の利用者数は、8月に約1ヶ月メインアリーナ・サブアリーナの床改修で供用を停止したにもかかわらず、平成21年度に比べ約1％増となっている。
  平成21年度236,995人　→　平成22年度239,438人

• 関連法令
  社会教育法・スポーツ振興法・地方自治法・労働基準法ほか労働関係法令・岸和田市総合体育館条例、同施行規則・都市公園法、同施行令、同施行規則・岸和田市都市公園条例、同施行規則・岸和田市公の施設の指定管理者の指定手続き等に関する条例、同施行規則・その他関係法令
• 関連法令に基づき、適正な管理運営を行っている。

検証結果

• 自助努力による市民に喜ばれる事業(教室等)を開催しているなど、概ね適切に管理運営がなされている。
• 利用者のサービス向上及びトレーニングルーム等の有効的な利用促進に関して、より一層の取り組みが期待される。

市民道場心技館（スポーツ振興課）

岸和田市民道場心技会

平成18年4月1日～平成23年3月31日

• 安全管理等については、事故のないよう、適切に施設の点検・整備を行なっている。
• 基本協定書に基づき適正な管理業務を行っている。

• 剣道・居合道・柔道・空手道の武道教室を効率よく実施している。
• 効率的な教室運営のため、自主事業として各道の指導者講習会を実施している。
• 基本協定書に基づき適正な運営業務を行っている。

• 平成22年度の利用者数は、平成21年度に比べ約19.5％増となっている。
  平成21年度14,800人→平成22年度17,700人

• 関連法令
  社会教育法・スポーツ振興法・地方自治法・労働基準法・岸和田市民道場設置及び管理条例、同施行規則・岸和田市公の施設の指定管理者の指定手続き等に関する条例、同施行規則・その他関係法令
• 関連法令に基づき、適正な管理運営を行っている。

検証結果

• 武道教室受講者数も増加し、事故やトラブルもないことから、適切で円滑な運営がなされている。
• 施設の合理的な管理体制及び利用促進に関して、より一層の取り組みが期待される。