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危険物施設の関係者の皆様へ ~風水害対策の徹底を~
危険物施設の風水害対策について
近年、台風や豪雨による大規模な風水害が全国で相次いで発生しており、危険物施設においても、浸水、土砂流入、強風等による被害が発生しています。
危険物施設が被害を受けると、大量の危険物が流出したり、周囲を巻き込む大爆発を起こしたりするなど、事業所だけでなく周辺地域にも大きな影響を及ぼします。
これらの状況を踏まえ、総務省消防庁では「危険物施設の風水害対策ガイドライン」を策定し、危険物施設における風水害対策を推進することとされました。
関係事業者の皆様には、下記の危険物施設の風水害対策ガイドライン及び施設形態別のポイント、チェックリスト(例)を参考に、必要な措置を講じていただきますようお願いします。
風水害対策の3つのポイント
- 平時からの事前の備え
- 風水害の危険性が高まってきた場合の応急対策
- 天候回復後の点検・復旧
危険物施設の風水害対策ガイドライン
危険物施設の風水害対策ガイドライン(令和2年3月27日付消防災第55号及び消防危第86号通知 抜粋) [PDFファイル/1.62MB]
危険物施設形態別のポイント、チェックリスト(例)
ハザードマップを確認してください!
浸水想定区域や土砂災害警戒区域等に位置する危険物施設においては、重点的に危険物の流出防止を図るようにお願いします。
岸和田市 洪水・土砂災害ハザードマップ(山地部) [PDFファイル/11.58MB]
建築物における電気設備の浸水対策ガイドラインについて
国土交通省、経済産業省、学識経験者及び関連業界団体等からなる「建築物における電気設備の浸水対策のあり方に関する検討会」において、洪水等の発生時に機能継続が必要と考えられるマンション、オフィスビル、病院等の建築物における電気設備の浸水対策のあり方や具体事例について記載した「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」がとりまとめられました。
本ガイドラインは、危険物施設においても活用・応用できると考えられることから、上記の「危険物施設の風水害ガイドライン」と併せて風水害対策の参考としてください。
建築物における電気設備の浸水ガイドラインについて(抜粋) [PDFファイル/1MB]
当該関係資料については、国土交通省住宅局ホームページに掲載されています。
URL:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000132.html