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少年消防クラブ員の校外研修を実施しました!
令和6年11月1日金曜日、堺市美原区の堺市総合防災センターと大阪市西区の津波・高潮ステーションへ、岸和田市少年消防クラブ員(修斉小学校5年生)が、防火防災の知識の向上のため、校外研修を実施しました。
堺市総合防災センター
消火体験は、実火を使用した臨場感の中で行われ、訓練用水消火器でなかなか消えない炎に苦戦しながら確実に消火することができました。
煙・暗闇避難体験は、避難時の姿勢を学び、煙を吸わないようにハンカチ等で口と鼻を覆いながら避難しました。
地震体験は、映像と起震装置が連動しリアルな体験ができるもので、直下型と海溝型地震の揺れを体験し、地震発生時に取るべき行動や普段からの備えの大切さを実感しました。
津波・高潮ステーション
高波を模した高潮被害トンネルに入り、大阪を襲った三大台風(室戸台風・ジェーン台風・第2室戸台風)の被害写真や、水没したまちなみを再現したジオラマで高潮被害の悲惨さを学びました。
防潮防災施設のはたらきでは、過去の高潮被害の教訓から海岸や川岸などに設置されている防潮鉄扉のはたらきを学びました。
海抜0メートル地帯に建っている家の模型を視覚的に体験し、海水が流れ込んだ時の恐ろしさを学びました。
津波が発生するメカニズムの説明を受け、津波体感シアターの迫力ある映像により、南海トラフ地震を想定した津波の脅威を体験しました。
まとめ
校外研修で地震や自然災害、火災の恐さを自分たちで体験し、また実際に訓練用消火器を用い消火作業を行うなど、普段経験することの出来ない体験をし、クラブ員にとって学びの多いものとなりました。体験が終わった後も、熱心に質問するクラブ員の姿もあり、防災意識の高揚を感じました。クラブ員たちには今回の経験を基に、将来、災害に強いまちづくりに活かしてもらいたいと思います。