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2月24日(休日)、修斉校区で防災訓練が行われました。
これは、発災時における安否確認や情報連携、校区の災害対策本部立ち上げなどを確認するための訓練で、修斉地区市民協議会や自主防災会、警察、市職員などが参加しました。
午後2時、校区の災害対策本部(修斉小学校)に関係者が集まり、さっそく訓練開始。今回は真上町を舞台に、あらかじめ決められた発災時の動き方一つひとつを確認します。
まずは町内の某住宅にお邪魔し、シェイクアウト訓練を実施。シェイクアウト訓練とは、地震発生時の安全確保行動「体勢を低く、頭部を守り、動かない」を実践する訓練で、当日はキッチンテーブル下に身を隠しました。
その後、家族の無事を確認し、ガスの元栓をチェック。ブレーカーを落とし、軒先に「無事ですマーク(黄色の帯)」を結び、真上町会館(町内における災害時の拠点)へ移動します。
エリア毎に決められた班長が町内を見回り、「無事ですマーク」の有無によって各世帯の安否確認を実施。その状況を町会館から災害対策本部へ無線連絡し、情報共有を行います。
一方、校区の災害対策本部では、各町から集まった情報の整理が行われ、市職員へ状況を報告して訓練終了。訓練終了後、振り返りとともに警察の方から「災害への心構え」が皆さんに伝えられました。
「いずれ起きるといわれる南海トラフ地震。近年、全国で大災害が起こる中、皆さんは防災の準備を進めていますか? …残念ながら備えを怠っている人が本当に多い。自身の、家族の命を守るためには災害に対する備えが重要です」という言葉が印象的でした。
遠くない未来、私たちが直面するといわれる未曽有の大災害。「備え」を行うか怠るか、まさに今、生死を分かつ岐路に立っているのかもしれません。