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きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック「デフリンピック」が来月、日本で初めて開催されます。大会まで1カ月を切った10月21日(火曜日)、陸上800メートル、1500メートルに出場する本市在住の樋口光盛選手が市役所を訪れました。
手話を交え自己紹介をした樋口選手は「昨年のデフ世界選手権では、800メートルで銀メダル、1500メートルで銅メダルを獲得しました。今大会ではより良い色のメダルを獲れるように頑張ります。地元・岸和田の皆さんの応援を力に変えて頑張ります。応援よろしくお願いします!」と意気込みを語ってくれました。
手話で自己紹介をする市長
市長は「日頃の練習の成果を存分に発揮して、最高のパフォーマンスで良い成績を残されますことを心からお祈りしています。岸和田から全力で応援しています!」と、また議長は「岸和田の聴覚障害がある子どもたちの励みになると思います。ぜひ良い成績を残してきてください!」と激励しました。
「東京2025デフリンピック」は、11月15日(土曜日)から26日(水曜日)まで東京都ほかで開催されます。市庁舎には樋口選手への応援の気持ちを込めた懸垂幕を設置しています。樋口選手、金メダルをめざして頑張ってください!
※広報きしわだ11月号の「ヒト★イロ」コーナーに樋口選手が登場します。ぜひご覧ください。
広報きしわだ11月号「ヒト★イロ」コーナーはこちら(10月31日公開)
デフリンピックとは、デフ+オリンピックのことで、デフとは英語で「聞こえない」という意味であり、デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」です。国際ろう者スポーツ委員会が主催し、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会です。第1回は、1924年にフランスのパリで開催されました。東京2025デフリンピックは、100周年の記念すべき大会であり、日本では初めての開催となります。
開催期間は、令和7年11月15日から26日までで、70~80の国と地域から約3,000人の選手が21競技に参加します。
また、デフアスリートの応援と大会の機運を醸成すべく、本市のイメージキャラクター「ちきりくん」を東京2025デフリンピック応援隊に登録しています。