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10月26日(日曜日)に、来年11月に開催される第45回全国豊かな海づくり大会 魚庭(なにわ)の海おおさか大会」の機運を高めるための1年前プレイベント「魚庭の海まつり」が南海浪切ホール祭りの広場などで開催されました。
式典では、今大会のテーマ「響かせよう 豊かな 海のハーモニー」が発表されました。デザインは本市出身の妖怪書家・逢香さんが担当。また、さかなクンやちきりくん、イヌナキン、もずやんが登壇し、大阪湾で獲れる魚介類や潮をイメージした鮮やかな大会コスチュームを初披露してくれました。
会場にはタコやシラスを使った「魚庭の海づくり丼」や泉ダコを使用したタココロッケ、漁師飯試食会などがあり「美味しい!」「これも食べたい!」と子どもから大人まで海の幸を満喫していました。
午前10時半からは府立和泉高校吹奏楽部一年生約40人が「フライングゲット」「勝手にシンドバッド」などを披露。なお、来年の式典でも演奏を担当します。
午後1時半には、神於山から春木川に沿って沿道の自然や歴史・文化遺産を学びながら歩くイベント「春木川WALK」参加者の到着セレモニーが盛大に行われました。
2時からは、さかなクンが再度ステージに登場し「教えて!魚の食べ方サミット」が開催され、魚の選び方や美味しい食べ方が紹介されました。
魚庭の海まつりプレイベントの最後は、ビンゴゲーム大会!クイズラリーに参加した小学生がたくさん参加し、大いに盛り上がりました。
岸和田駅前通商店街、城見橋商店街では、「2025 秋のみんなDay参加!どんチャカフェスタ」が開催されました。スタンプラリーや縁日出店、岸和田の魅力がぎゅっと詰まった物産展「えぇ!きまえ市」、音楽やダンスなどの「どんチャカステージ」などが行われ、老若男女たくさんの人で賑わいました。
岸和田旧港緑地(アクアパーク)では「第39回農業まつり」が開催されました。販売開始前から野菜即売コーナーには長蛇の列が。他にも、みかん詰め放題や地場農産物料理の試食、イチジク、メンマの販売など盛りだくさんの内容でした。
岸和田の海の魅力を体験できる「日本丸クルーズ」は、2,000人を超える応募者から抽選で選ばれた1,200人が乗船しました。
第1便は午前11時に出航。色とりどりの紙テープが船と港をつなぎ、さらには出航を記念してハトが空にはばたき「たくさん飛んでいる」「すごーい」などと皆さんの楽しそうな声が聞こえてきました。船内では景色を楽しんだり、おしゃべりをしたり、休憩スペースでゆっくりしたりと、皆さん思い思いの時間を過ごしていました。途中、釣り人に「おーい」と手を振っている人も。
灯台や岸和田市貝塚市クリーンセンター、臨海部の工業エリア、港で活躍する船、港湾作業に使われる重機などを海の上から眺めながら進む約50分の船旅はあっという間に終了。普段なかなか体験することのない貴重な時間を過ごすことができたのではないでしょうか。
今回の体験が「海のこと」について考えるきっかけになればと思います。第45回全国豊かな海づくり大会は来年11月14日(土曜日)・15日(日曜日)に本市と泉佐野市で開催されます。