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令和6年 市長訓示(令和6年4月1日 年度当初)

更新日:2024年4月20日掲載 印刷ページ表示

 市役所の年度初めには管理職などを集めて挨拶を行う、年度初めの市長訓示という行事がございます。今回の市長コラムでは、この挨拶を紹介させていただきます。


 年度当初にあたり、訓示を申し上げます。

 令和6年度が本日より始まります。現在、岸和田市には様々な課題があります。行財政改革をはじめ、市役所庁舎の建替え、小中学校の適正規模・適正配置、社会体育施設の再編などの課題は容易に解決するものではありません。職員の皆さんには目の前の課題が仮に難しく、すぐに解決しなくても、それにめげることのない粘り強い組織を作っていただきたいと思います。例えるなら、雨が降ってきた時に、雨が降ること自体は我々の力を超えているため、止めることができません。しかし、雨に対する対策はとれます。傘をさす、合羽を着る、少しの雨なら我慢する、もしくは出歩かないといった対策がとれていれば問題はありません。「雨が降る」という課題そのものに嘆くのではなく、これに対して、しっかりとしたチームを作り、しっかりとした対策をとることが肝要です。結果は我々が思った通りになることもありますが、時には思い通りにならないこともあります。そんな時でも、充実した議論が行われ、我々のチームが健全な状態で対策をとることが出来ていれば問題はないと考えて良いと思います。

 岸和田市に山積する困難な多くの課題、これらを解決することは本市の未来を守ることに他なりません。ここが正念場だと思います。しかし、これは簡単なことではありません。目の前の課題はすぐに解決していくものではありません。だからこそ粘り強い組織でこれに対応していくことが求められています。そのためにも、自分の力が及ぶこととそうでないことの2つに分けて考えるべきです。自分の力が及ぶことについては、粘り強い組織で、めげずに対応していきましょう。

 最後に、様々な困難に立ち向かうことは難しいことですが、この難しいことに皆さんと一緒に挑戦できるということを、僕は本当に心から嬉しく思います。

 気を引き締めて、今年度も1年一緒に頑張りましょう。よろしくお願いします。


 このように、私の思いを伝え、業務を始めました。

 私を先頭に職員一丸となって市政運営を進めてまいりますので、市民の皆さまにおかれましても、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。