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樋口光盛選手、デフリンピック出場おめでとうございます
本市在住の樋口光盛選手が、11月15日(土曜日)から11月26日(水曜日)まで開催されます、東京2025デフリンピックに出場します。種目は、陸上800mと1500mです。
本当におめでとうございます。
ご活躍を祈念します。
樋口選手プロフィール
2000年生まれ。岸和田市出身、中学2年生の時、地元の中学校で陸上と出会い、聴覚高等支援学校に進学後も陸上を続ける。
長距離選手であったが苦手意識があり、高校3年生の時に中距離に転向する。
全国聾学校陸上競技大会で800m、1500m、4×100mリレーで三冠を達成し、総合初優勝に導いた。
2024年に開催された第5回世界デフ陸上競技選手権大会では初の国際大会出場ながらも、800mで銀メダル、1500mで銅メダルを獲得し、800mでは日本デフ新記録を達成する。
800mのほか、3000m障害でも日本デフ記録保持者。




デフリンピックについて
デフリンピックとは、デフ+オリンピックのことで、デフとは英語で「聞こえない」という意味であり、デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」です。国際ろう者スポーツ委員会が主催し、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会です。第1回は、1924年にフランスのパリで開催されました。東京2025デフリンピックは、100周年の記念すべき大会であり、日本では初めての開催となります。
開催期間は、令和7年11月15日(土曜日)から26日(水曜日)までで、70~80の国と地域から約3,000人の選手が21競技に参加します。
きこえにくい分、情報保障の方法もさまざまで、陸上や水泳では、スタートやフライングの合図を音のほかにランプの点灯で知らせます。バレーボールでは、ネットに触れた場合、主審がネットを大きく揺らすことで合図としています。サッカーでは、主審がホイッスルのほかにフラッグをあげて合図を送ります。バスケットボールでは、通常の審判のほかに、フラッグをもった補助審判がわかりやすいところで控えて、審判と同時に知らせます。