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きしわだ議会だより 令和元年5月1日号(No.176) 第4面

更新日:2019年5月1日掲載 印刷ページ表示

会派代表者による総括質問

行財政再建プラン(案)について 刷新クラブ代表 金子 拓矢

金子 拓矢議員

【問】(1)今回も行財政再建の最終目標が示されておらず、この状況で公共施設の削減を計画どおり遂行できるのか。(2)債権徴収体制の一元化はいつ実現するのか。(3)産業振興の中心に観光を掲げているが、戦略に乏しい。広域化に向けて近隣の各首長への働き掛けを行うべきと考えるがどうか。

【答】(1)財政調整基金残高を40億円確保する時期は、令和3年までに、適切な財政指標は、令和元年のプラン更新時に設定する。また、公共施設の削減は、令和2年度末までに実施計画を策定し、実行していく。(2)令和3年度をめどに体制づくりに取り組む。(3)KIX泉州ツーリズムビューローを構成する市町と協議し、広域観光に取り組む。

施政方針について 自民クラブ代表 池内 矢一

池内 矢一議員

その他の質問

  • 第2期岸和田市教育大綱

 平成31年度から始まる最終期の第3期戦略計画が策定されたが、まちづくりビジョンで示された将来の岸和田の目指す姿である「元気あふれる躍動都市岸和田」を達成するために、重点的に取り組む「重点目指す成果」を七つ掲げている。そのうちの「市民が観光資源に親しみ、多くの観光客でにぎわっている」の実現のため、国が登録するみなとオアシスを臨海部に設置するとのことである。設置者が岸和田市であるため、運営を委託する「みなとオアシス岸和田運営協議会」の活動に対しては積極的に協力や助言などの働き掛けを行い、官民一体となった取り組みを進めるよう要望する。

庁舎建て替えについて 新生クラブ代表 雪本 清浩 

雪本 清浩議員

その他の質問

  • 学校教育

 庁舎の建て替えに当たり、以下の3点を要望する。1点目は地質調査などを行い、安全性を十分に確認すること、2点目は建て替えの費用や庁舎規模の適正化を図り、建て替えに係る計画の精度を高めること、3点目は透明性の高い計画を進めることである。
 これらの要望の背景には、庁舎建設地の地質調査が行われていないことや、想定されている庁舎の床面積が現庁舎の約1・7倍となっていること、さらに庁舎の建設候補地選定の評価結果に市民が疑問を感じている、といったことなどがある。今よりもさらに安全性と透明性を高め、適正な費用と規模を見極めて庁舎の建て替えを進める必要があると考える。

斎場の建て替えについて 公明党代表 米田 貴志

米田 貴志議員

その他の質問

  • 行財政改革
  • 庁舎建て替え

 市立斎場は開場から50年近くたっており、施設・設備が老朽化し限界を迎えようとしている。平成29年3月に策定された岸和田市斎場整備基本構想には、諸条件に鑑み施設更新を行う場合は、全面建て替えが唯一の選択肢と記されている。現施設はバリアフリーではなく、プライバシーも確保されていないなど、会葬する人の心に配慮する設計になっていない。加えて、他市のように式場もなく不便である。
 今後、広域連携も視野に入れ調査・研究するならば、民間による設計、建設及び運営手法の検討を行い、家族葬ができるスペースを数部屋確保し、運営費に充てるようにすべきと考える。

施政方針について 日本共産党代表 池田 啓子

池田 啓子議員

その他の質問

  • 行財政再建プラン(案)

(1)保育所・幼稚園の今後のあり方について、認定こども園化・民営化を進めるとしているが、公立の役割や必要性は大きい。答弁にもあるように、第三者機関の審議会での答申を踏まえ進めるよう要望する。
(2)教育について、市独自の学力テストをやめ、一人ひとりと向き合い、子どもの心に寄り添う指導に時間をかけられる35人学級を進めるよう要望する。
(3)公共交通について「ローズバスの収支率は約20%であり、料金の100円に対し経費は500円以上かかっており、不足分に補助金を充てているため、利用していない市民も負担している」という市の説明は、市民を分断するものである。

観光産業振興について 大阪維新の会代表 前田 将臣

 前田将臣議員の写真

その他の質問

  • 行財政再建プラン(案)
  • 泉州山手線と公共交通

 施政方針の中でも示された、岸和田城を活用した戦略的なインバウンド観光客の誘致に向け、岸和田のさらなる観光産業の促進に期待する。大阪においては、インバウンド観光客が1100万人を超えていることから、本市においても魅力ある観光資源を最大限に活用したにぎわいの創出に期待したい。
 また「みなとオアシス岸和田」の登録に際し、府内1位の漁獲高を誇る岸和田の港を含めたベイエリアにおいては、より多くの人々に楽しんでもらうことと併せて、今後、府が誘致を目指すIR(統合型リゾート)や、大阪・関西万博との連携も視野に入れた取り組みを強化していくよう求める。

行財政改革の推進、庁舎の建て替えで 本市の魅力発信を! 岸和田創生代表 河合 馨

 河合馨議員の写真

(1)行財政再建プランの確実な推進で持続可能な市政運営を実現し、併せて「市町村役場機能緊急保全事業」の特例的な起債を活用して庁舎を建て替え、災害対応拠点を確立することで、本市の魅力発信を!
(2)小・中学校での義務教育と幼児教育は、岸和田の将来を担う重要な人材を育成する源である。確かな学力の定着と向上を図られたい。
(3)公共交通のあり方については、市民が安心して移動できる環境の整備、確立を!
(4)泉州山手線と久米田駅周辺の整備については、関係地域、地権者への説明を十分に重ね、理解と協力を得たうえで、スケジュールが着実に実行されるよう、事業の促進を!

庁舎建替についての議論の状況

庁舎建替特別委員会(1月28日)

 市長より福祉総合センター敷地と現在地の2つの候補地の評価結果が同点になったが、以下の理由から現在地で建て替えたいと説明がありました。

  • 福祉総合センター敷地は岸和田駅に近く、ホテルや商業施設などの誘致で経済活性化が期待できる。
  • 現在地は市制施行以来、市政の中心として歴史、文化を育んでおり、市役所があり続けることが意味を持つ。
  • 現在地での建て替えの方が事業費を抑えることができる。

庁舎建替特別委員会(3月1日)

 2月2日から8日にかけて行った、庁舎建替の検討状況に関する市民説明会の内容について報告を受けました。

予算特別委員会(3月11日)

 平成31年度に着手する庁舎建替の基本計画のための予算を審査しました。
 委員から以下の質問、意見を述べました。

  • 10億円の基金積み立てと今後のスケジュール
  • 福祉総合センター敷地の活用方法
  • 現庁舎敷地の液状化の可能性と対策
  • 庁舎の規模と費用

予算特別委員会(3月14日)

 11日の審査を受け、消防署岸城分署の建て替えの際の液状化のデータについて報告がありました。
 液状化指数(PL値)はゼロであり、現庁舎敷地の液状化の可能性は低いとの説明がありました。
 また、6月定例会で補正予算を提案し、現庁舎敷地のボーリング調査を行いたいとの報告がありました。