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勇気ある5名の連携により男性が救命!

更新日:2025年10月24日掲載 印刷ページ表示

5名の見事な連携活動により心肺停止の男性が社会復帰!

令和7年8月27日水曜日、岸和田市北町コープ岸和田店内にて32歳男性が突然意識を失い倒れるという救急事案が発生しました。

青木愛佳さんは母親と買い物中、隣で買い物中の32歳男性が突然倒れたため、男性に近づき確認したところ顔面蒼白で、あえぐ様な呼吸と徐々に顔にチアノーゼが表れたためすぐに119番通報をしました。指令センター員からの口頭指導を受け、指示通り胸骨圧迫を開始したところに、職員から連絡を受けた前川結子さんがAEDを届け、店内に居合わせた西野健一さんがAEDを使用しショックを1回実施し、すぐさま胸骨圧迫を再開しました。さらに、店内に居た鎌苅アケミさんと鎌苅美也子さんも救急隊が到着するまでの間、交代で絶え間ない胸骨圧迫を継続し実施しました。

救急隊が到着し観察したところ、男性は呼吸が回復し、脈拍も頸動脈で触知可能でした。応急処置及び継続観察を実施しながら岸和田市内の病院へ搬送されました。その後、倒れた男性は、手術を受け、約10日後に軽快退院されました。

今回の社会復帰に至ったのは、バイスタンダーによる心肺停止の早期認識による迅速な119番通報、良質な胸骨圧迫の継続により救命に繋がったものと考えます。

この勇気ある行動と見事な連携活動により尊い命を救命した功績に対しまして、岸和田市消防長から5名の消防協力者の方々に感謝状を贈呈しました。

消防協会者5名と消防長と各課長が並んでいる写真

男性が消防長から感謝状をもらっている写真

女性が消防長から感謝状をもらっている写真