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市役所の年度始めには管理職などを集めて挨拶を行う、年度初めの市長訓示という行事がございます。今回の市長コラムでは、この挨拶を紹介させていただきます。
皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。
1月1日午後4時6分、能登半島沖において大きな地震があり、多くの人が お亡くなりになり、今も被災地は大変な状況です。お亡くなりになられた方々へ のお悔やみとともに、被災された全ての方に心からお見舞い申し上げます。また、 能登半島に救援に行くはずであった海上保安庁の飛行機が事故に遭いました。 旅客機は全員無事に脱出でき、Jal の対応は見事でした。一方、海上保安庁 の 5 人の隊員がお亡くなりになられたことについて、本当に心が痛みます。
岸和田市へは、発災直後、消防庁からすぐに連絡が入り、岸和田市消防 本部よりただちに準備するという報告を受けました。現在、消火隊員4名を派遣 し、現地で救出活動をしてくれています。消防や警察や自衛隊は、動きが目に 見えて、市民を助けてくれるため、すごく頼もしいです。そして、市役所の皆さんも、 彼らと同じくらい人々を助け、市民を守っています。皆さんも、是非仕事に自信 と誇りを持って、頑張っていただきたいと思います。
また、岸和田市の行政において、まずは僕が襟を正さないといけないと思っ ています。自分が尊敬してもらうのは難しいかもしれませんが、少なくとも市民にと って恥になるようなことには、決してあってはならないと思います。それは市役所の 幹部職員の皆さんに対しても同じことです。市役所の幹部職員の皆さんも是非、 部下の皆さんに尊敬される存在であってください。また、市役所職員 1 人 1 人、 市民の皆さんに胸を張れるよう自分を律して、仕事にあたってもらいたいと思いま す。そのことが有事の際にも、皆さんを1つにするための要になると思っています。 今年も大変な状況から始まりますが、皆さんと一緒に力を合わせ、1年頑張りた いと思います。今年もどうぞよろしくお願いします。
このように、私の思いを伝え、業務を始めました。
私を先頭に職員一丸となって市政運営を進めてまいりますので、市民の皆さまにおかれましても、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。